034 陰陽役割分担

 

社会が秩序を放棄した時代は戦乱などの分離独立が頻繁に起こり、身勝手な自己主張は益々人間を孤独の淵に突き落としています。

これが政治の世界で起これば、秩序を見失った国会議員たちが政党を離れて分離独立して、個人的な自己主張に拘るごとに益々少数政党が増えて、主権同士の相剋の中で一つの議題も決まり難い国会運営となってしまいます。

さらにこれが会社組織で起これば個人主義の迷走は、何代も続いた老舗の信用は崩れて、自分勝手な利益至上主義に埋没した市場には過当競争が頻繁に起こり、経営難や倒産が相次ぐのであります。

社会の最小単位である家庭生活も例外ではなく、家庭内に秩序を放棄する動きが始まると、家庭内暴力や貧困病弱が頻繁に起こり、自分勝手な主義主張は其のまま家庭崩壊に繋がるのであります。

規模の大小に関わらず、秩序の放棄は個別分断化に向かうことになり、正しい役割分担を放棄すれば個別の基本的人権すら守れなくなるのです。

最小単位である家庭は社会の縮図である…。

時代精神が混乱極まりない根本原因は、最小単位としての家庭崩壊(核家族化)にあるのです。

生命の根本的な宇宙の秩序は陰陽の役割分担にあります。

現象化した地上世界では陰が陽に成りたくても成れず、陽が陰に成りたくても成れないのです。

成りたくても成れない関係性が在るからこそ、そこに手を差し伸べる助け合いが起こり、優しさや労わりが人と人との心と心を結ぶのであります。

自らの魂には生まれ持っての不足部分が在るからこそ、その不足を補い合い助け合う半身を心の底から求め合うのです。

社会の最小単位である結婚観が本来の聖なる役割分担に落ち着く必要があります。

その為にも大切な人徳を育む習慣を日本民族は取り戻さなければならない…。

徳育の原点は秩序と調和であります。

秩序を守る為の魂の学びが廃れてしまった現代人には天皇制の本意が理解出来ないでありましょう。

調和を保つ為の魂の学びを失ってしまった現代人には大和魂の真意も理解出来ないでありましょう。

何れにしても敗戦後の日本が放棄してしまった徳育を早急に復活させなければ、陰陽の役割分担すら理解出来ない現代の日本人は、正しい結婚観(家庭観念)を取り戻す機会(未来)すら失ってしまうのであります。

 

 

 

39 霊性開示 【新創世記編】