035 永遠の道連れ

 

半身との廻り合いが運命的な出逢いとして実現したなら、もうお互いの個性は相手のものとして融和する覚悟が試されます。

数々の艱難辛苦は全て二人の魂の生長に繋がる聖なる儀式となるのであります。

旧世紀の高度成長期は欲望と狂気の時代ではありましたが、あれ程の繁栄を齎した原動力は終身雇用制度でありました。

企業は社員一同を家族の一員として受け入れ、個人の生活を保証すると共に、その背後に見え隠れする社員の家族の人生まで保証したのであります。

こうした企業形態は大和精神を根幹に持つ日本人ならではの発想であり、家族のため国家のために人生を懸ける武士道(忠義忠孝)にも繋がる侍精神でもありました。

御家のために命を捧げる覚悟がなければ武士道精神は成り立たないのです。

日本古来の大和精神は尚更の事、御国(高天原の神々)のために魂(人生)を提供する奉公精神が、大和民族の随神道(かんながらのみち)でもあったのです。

その基礎として最も尊ばれた教えが家族愛精神であり、その原点が男女の聖なる結婚(魂の結び)でありました。

繰り返しますが欲望と狂気に満ちた高度成長期ではありましたが、あれ程の発展繁栄を齎した原動力は終身雇用制度であったのです。

その終身雇用制度が済し崩しに廃れた要因は、個人の歪んだ主権へと暴走した個別意識の台頭であります。

利己的な欲望を果たす為に利益至上主義に走った皆さんの先代たちは、終身雇用制度を自ら捨て去ったのである。

その結果、高度成長期は足早に終焉を迎えたのでありました。

核家族化(個別分断化)は確実に家庭崩壊(家系断絶)に繋がり、日本古来の伝統(大和精神)をも見失わせてしまいました。

このままでは日本の未来は閉ざされたまま、これから起こるであろう世界的な大惨事を迎えることになります。

本来の日本の使命は世界人類の救済であります。

利己心(個別意識)の迷走を止めることが出来るのは利他心(大和精神)のみなのです。

日本人そのものが真に目覚めなければ世界の大惨事を終わらせることは出来ないのです。

その為には人間としての基礎精神(大和精神)を取り戻さなければならない。

本来の日本人の結婚観は終身雇用では治らず、魂の半身論は永遠なる道連れとしての永遠融和こそが真実(生命の実相)なのであります。

 

 

 

39 霊性開示 【新創世記編】