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047 詰め込み教育の危険な賭け |
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言葉の乱れが起きてくる理由は何であるか…。 それは意識を停止させんとする物質文明の呪縛であります。 人間の命が偶然の産物であるかのような錯覚が、本来は柔軟性のある心を閉ざす方向にのみ進めたのです。 心が閉ざされた人間は、自分の意志で物事を考える姿勢が疎くなります。 すると生きた知恵は内部から湧いて来なくなり、その分は外部から得られる知識で補うことになる。 そうなると思考が軟弱となり、内なる知恵で問題解決が得られない為に、外部に解答を求める浅い思考しか働かなくなり、何事に於いても依頼心ばかりが強くなるのです。 そうした人間が増えた時代には軟弱な思考回路を補う為の発明発見が起きてきて、人間の低い知性を社会が逆利用して経済を発展させるのです。 偽りの経済発展は人心荒廃に繋がり、ますます上っ面な心が出来上がるのです。 そのため感覚の麻痺を意志で回避できず、感情の乱心を理性で鎮めることも出来ない、無節操な人間が量産されるのであります。 こうした精神の危機を克服する為には心を解放して、自らの意志で反省回顧しながら意識を働かせる訓練が必要になるのです。 そうでなければ相手の気持ちが理解出来ないばかりか、自分勝手な我儘を子供のように押し通す意固地な性格に堕するのであります。 記憶力のみを競い合うのであれば詰め込み教育だけで十分ですが、人間本来の徳性(心の力)を開花させる為には、知識を活用して思考の深さや言葉の柔軟な切り替えが出来るような教育を、早い段階から導入しなければならないでしょう。 現代人は本来の人間性を失ってまで物理的な科学に頼るつもりなのか…。 それとも人間本来の徳性を開いて人類共通の真理(神の子の自覚)を取り戻すのか…。 現代人は歴史の狭間で大きな岐路に立たされた状態にあるのです。 何方の選択肢を受け取るかは自由ではありますが、自由意思には責任(自業自得を受け止める)が伴うのであります。 教育から徳育が消え去って久しいけれども、現代人が詰め込み教育に未来を賭けるなら、時代は心の闇を深めて迷妄(混沌)と共に無理心中を起こすでありましょう。 しかもコンピューターに太刀打ち出来ない人間は、やがてAIから隷属的立場の個人ナンバーで扱われる時代がやってきます。 こうした屈辱的な未来を貴方たちは其のまま受け入れるつもりであろうか…。 こうした事実から決して目を背けず、貴方自身の自意識で深く思考して致だきたい。 |