060 神道は魂の帰還 (日本神道)

 

日本には古来より幾つもの宗教が存在しました。

それは日本そのものが幾筋かの文化的ルーツを持ち寄った調和国家であったからです。

海洋からも大陸からも渡来してきた民族が固有の宗教を持ち来らせ定着させた歴史でありました。

この事実は古事記・日本書紀以前から存在する数多の古史古伝によって伝え残されています。

遠い中東から南洋を渡って来たシュメール民族や、ユーラシア大陸を横断してきたユダヤ民族。

北方から移住してきたアイヌのルーツは南米大陸にありました。

しかし日本に最も古くから根付いていた毛族は、かつて太平洋に栄えたムー文明からの移住者でありました。

こうした多民族の度重なる政争(衝突)を乗り越えて一つの国家と成り得た背景には、和睦を旨とする大和精神が常に大黒柱として倭人の心に存在したからであります。

毛族以前から存在した純粋な倭人には原始的なシャーマン信仰が生活を支えておりましたが、多文化の流入によって宗教の統一化も進められたはずです。

そうして古神道の基礎が培われてきたのであります。

今でこそ古神道は古き信仰になりましたが、当時は最も新しい信仰形態でありました。

全ての民族が持ち寄った文化を一つに融和して、夫々の個性を尊びながら唯一の理想に意識を纏めることで、大和精神は地球規模の大家族国家を本気で目指したのであります。

それ故に日本神道は多神教と言われてまいりました。

様々な地方で積み重ねてきた文化の彩りや高みを実現された高級神霊たちが、地球規模の調和国家を築く為に日本の地に集結されたのです。

だからこそ日本神道には数多の高級神霊が合議(神評定)を重ねながら、営々と大和の国を守り導いて来られたのであります。

こうした多民族国家が未だ一度も国体を崩壊させず存続してきた大きな理由は、人間のルーツを高天原の中心にて数多の神々を統べる天照大御神であるとする随神道(かんながらのみち)が、日本人の精神の支柱として存在したからであります。

日本人は神々の命を継承する奇跡の民族である。

その太古の想いを取り戻し、身なりや仕草を改めて心正しく生きるべきであります。

神の子としての自覚を見失わないように時折り心の鏡を振り返り見て、努めて反省回顧を重ねる貴方であれ…。

高天原のルーツをもつ民族としての魂の帰還こそが、日本神道の大和精神を想起させる唯一の道(結びの大道)であります。

 

 

 

39 霊性開示 【新創世記編】