|
075 贈与税は崩壊を招く |
|
経済流転の自然の理(流れ)に逆らうものに贈与税・相続税の問題があります。 贈与税は金銭や物的価値などを与えられたものが国に支払う税金であります。 人生を全うして霊界に旅立つものが資産を身内に譲るだけで、国は税金を納めることを義務付けているのです。 また相続税なるものもあります。 人が生涯を賭けて築き上げてきた資産にまで税金を払わなければならないのです。 ここに欠けている配慮は、個人の努力精進に対する公平なる評価であります。 税金そのものは平等なる観点で税率が決められている訳ですが、公平なる観点では収入が多いほど多額の税金が義務付けられています。 更に別枠で贈与税や相続税などは用意されている。 頑張って稼いだ者が、努力精進の果てに頑張った分だけ税金を取られることが、本当に公平な評価であるのでしょうか…。 その昔、農民たちが汗水垂らして米を造り、何とか年貢米を納めて安心していた矢先に、追加で年貢納めの沙汰が出て無理やり米を搾取されることがありました。 農民たちからすれば藩政の正当な年貢米を納める為に、正に家族総出で米を作ったのです。 それなのに正当な年貢米を越えて追加で年貢納めを義務付けられては、農民たちの暮らしもままならなくなります。 それでも悪代官は無理な年貢納めを強要したのであります。 現代にも国政の中に私利私欲を貪る悪代官は存在します。 現代の悪代官は贈与にまで多額の税金を掛けて家系の存続を阻んでいるのです。 故人の資産分けにまで税金を掛ける行為はハイエナ以下であります。 この贈与税の存在が日本の家系継承を崩してきた負の遺産でもある。 多額の贈与税を払い切れずに土地を切り売りしたり、ライフスタイルを縮小しざる負えないのが現状であります。 御先祖様が生涯を賭けて築き上げた資産は、子々孫々にまで生活の安泰を願った故人の努力の結晶である。 その御先祖様から譲り受ける資産は家系としての継承である。 国が資産分けにまで税金を掛ける行為は盗賊と同じ罪を、政治を盾にして行なう愚策であるのです。 そこまで税金を取らなければならない理由は何なのか…。 そちらの本当の理由をこそ目を背けず改善するべきであります。 昔のように代々続く家系が減少して益々核家族化へ進んでおりますが、家族の絆を済し崩しにする核家族化は、日本の国体を弱体化させることになります。 日本は人の寄せ集めによる国ではなく、家族の絆を大切にした家系継承の調和国家であります。 |