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078 恐怖心を煽る保険業 |
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世の中の経済流転を狂わせつつあるものの一つに保険保証制度があります。 保険金を払えば一定の生活保証をすると言うことで、加入者の身に不測の事態が巻き起こったとしても、その際の生活保証をすることで加入者の人生設計を後押しする頼もしい存在として、保険保証制度は広く普及してまいりました。 しかし現代社会には企業体の終身雇用が崩れ去り、核家族化が進んで個人の収入も安定せず、経営者側の都合による働き方改革や、長らく続く政治不信によって、人々の将来の不安は減る事はなく増える一方であります。 こうした現況を逆手に取って、生活者の人生に危機感や恐怖感を煽る事で、様々な保険に加入させる保険会社も増えてきております。 これは既にお互いが共に助け合う救済措置としての共済ではなく、他人の人生に危機感や恐怖感を煽って、心の隙間に入り込むビジネス商材として現存しているのです。 いつ病気になるか解らないから、その不安を無くして安心した生活を保証するから保険に加入しなさいと勧めてくる…。 しかし本来の病気は、個人の心の在り方や生き方に従って現れてくる不健康な結果であり、その不健全な心の状態に敢えて危機感や恐怖感を煽る保証商材は本末転倒になるのであります。 いつ事件や事故に巻き込まれるか解らないから、その恐れを無くして安心した生活を保証するから保険に加入しなさいと迫ってくる…。 しかし本来の事件や事故は、個人の心の動揺に従って誘発するもので、保険に加入したからといって根本解決するようなものではないのです。 それなのに恰も事件や事故に巻き込まれることを前提にした保険の商材は、危機感や恐怖感を煽りながら加入者の心に不安を募らせることでビジネスが成り立っています。 こうした現状は、如何に人々が心の法則(因果の理法)を知らないまま生きているのかを物語っている。 危機感や恐怖感を無くす為にと偽って、敢えて危機感や恐怖感を煽るのが保険保証制度の正体であります。 そこには何も知らない純真な庶民への洗脳があります。 そこには誰も知らない心の世界を悪用した金権体質が渦巻いています。 本来は真理を知らないということこそ不敬罪であり不経済なのです。 その真理を実践しないからこそ不健康であり不健全なのです。 現代人は今一度、保険保証制度を正しく見直す必要があります。 健全な精神は健康な身体を創り出して生命体を維持継続させる。 本来の名医や名カウンセラーは外部ではなく心の内部にいて、自然治癒力(生命力)で健全な身体を維持継続させているのです。 21世紀の霊性開示の時代に生きる皆さんは、未開拓のまま放置されて無法地帯と化した心の世界を、自らの意志で希望と勇気を持って開拓しなければならないのであります。 |