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083 結果論証の落し穴 |
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現代科学が行なう物理的な実験で蓄積したデーターは、結果から物事の道理を抽出せんとする科学的アプローチであります。 確かに結果は原因と経過を見い出してくれる…。 しかし実際には同じ原因と経過ばかりでは無く、全く新しい発見も度々見い出されるでしょう。 物理科学に於いては、同じ環境の中で、同じ境遇の人が、同じ条件でアプローチした実験結果は、やはり同じような結果を得られるはずです。 此処に多少は異なる実験結果が現れて来るとするなら、時間の経過が作用しているのであります。 時間の概念は、本来は創造主の御神体である。 その発生源は現象世界では無く霊的世界なのです。 時の概念は三次元世界を包み込むような姿で、四次元世界から現象化してきます。 つまり時間は三次元世界の概念を超越した存在なのであります。 その四次元世界から現象化する時間の概念は、三次元世界に姿を表すことで、時計の針が一秒ずつ刻む姿に現象化することで、時間は空間に一定間隔を刻んで、その移動した距離を示してくる…。 こうした系図で時間は三次元空間に現象化しているのです。 現代科学が三次元世界(物質肉体的世界)に完結を見い出すだけなら、それは単なる空間論に過ぎず、机上の空想に他なりません。 歴史の流れを振り返れば、約45億年の地球史の中で、僅か数世紀(数百年)に起こった現象的事実は、着物の裾が微風に揺れただけの些細な変化に過ぎないのであります。 それ故に結果論証に拘るなら、いずれまたコペルニクス的な発想の転換を迫られることになるでしょう。 つまり三次元世界に特化した物理科学の実験では正確な過去は見えず、不確かな未来しか見えないと言うことです。 そのため実験を繰り返して得た結果だけでは真実は見えず、そこに霊性(霊的感性)を時間の概念と共に融合させてこそ、新時代の霊性科学が人類の生活様式を底上げすることになります。 21世紀初頭に進化の余地を失い掛けた現代科学は、霊性を開示することで更に飛躍的な進化発展を見せるでしょう。 これは宇宙時代を迎える未来社会では当たり前の事実(普段の生活)になっております。 物理的にみて不都合なものは悉く霊性科学が解決して行くのです。 結果から原因経過を探る行為には、その結果を超えた未来は見えないのが道理であります。 その現代科学の結果論証も大切であるが、むしろ経過の中にこそ未だ見ぬ未来の原風景が隠されています。 従って結果論証に拘り囚われる結果主義者には真っ当な未来は見えず、未踏の地を切り開く能力は乏しいと言わざる負えません。 |