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090 科学と霊学の融合 |
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科学的弁証法でも語られたように、正論があり反論が出されても、もっと大きな懐で正論反論を包み込み、全ての論理が役割分担としての重要な意義を見い出せば、正論も反論も一つに融合されるでありましょう。 三次元世界に特化した物理科学だけでは、其の時期に其の場所で其の人々に通用する真理としては偽りのない真実であります。 しかし時代が変わり環境が変わり人々の心境が変化すれば、今まで通用してきた真理が、ある日を境に通用しなくなることもあるでしょう。 もともと地上世界に通用する真理は流動的真理であり、其の時代に其の環境で、時代性という心境で生きている人々にのみ通用する流動的な真理なのです。 そこに時(時代)も所(環境)も人(境遇)をも包摂した全ての次元を超えた視点で、流動的真理を漏れなく見渡せば、現在只今の物質文明はジクソーパズルの絵柄を表現する、たった1ピースの完結した世界観に過ぎないことがわかります。 従って流動的真理を正しく客観視することが出来る高次元の世界観のことを、流動的真理に対して絶対的真理と言うのであります。 つまり物事の真相は正しい客観視が出来なければ、何処まで物理的な探求を続けたとしても決して掴めないものなのです。 人差し指が、自身の人差し指を指し示すことが出来ないように…。 自らの尺度(偏見)が、自分の尺度を顧みて精査しないように…。 時代に横行する主義主張(固定観念)が、対外的なものを悪視するように…。 微温湯に浸かった状態に慣れてしまった人間性からは、その微温湯そのものが真理となっているのです。 たった1ピースの箱庭の中で虚しく遠吠えをする野獣たちには、その箱庭の外に膨大な世界が広がっていることを知る由もないでしょう。 こうした譬え話にさえ自己流の箱庭解釈で反論することになる。 これは科学の世界にも当て嵌まる真理であり、現行科学を肯定する者たちが正論を語り、新たな時代を求める為に現行科学を否定する者たちが反論を語り、それらの脆弱を併せ持つ高徳者たちが融合論を語ることになります。 正論と反論は物質文明に巻き起こる流動的真理であり、融合論は実相世界から降臨された高徳者(高次元神霊)のみが現象化することが出来る絶対的真理であります。 アセッションが長鳴き鳥の如く叫ばれる21世紀は、正に融合論(絶対的真理)が地上でも説かれる黄金期に当たります。 数千年に一度しかない幸運期に皆さんは生まれ合わせたのであります。 現行の科学は実相の霊学と融合させなければならない…。 その為にも科学者たちは霊学が何たるかを基礎から学んで実践する必要があります。 霊学は基礎研鑽を積み重ねなければ自覚の域に立てないのです。 何故なら霊学は寄せ集めの知識ではなく、実践から得られる経験値を魂の教訓として取り込んだ生きた智恵であるからです。 |