|
097 進化論退化論 |
|
近年では人間社会を混乱の渦に叩き落としたものがあります。 その代表格が進化論であり退化論である。 進化論とは、人間のルーツを辿れば類人猿であり、更にルーツを遡ると海洋生物に至り、アメーバなどの微生物に至るという論理である。 また退化論とは、様々な生命体には必ず終焉が訪れ、全ての生き物は死をもって活動も思考も止まるという論理である。 これらの論理(進化論・退化論)は人間の存在が本来は動物から進化してきたものと信じて、地上世界に展開する弱肉強食や自然淘汰を人間は受け入れて生きてきたという視点に立っています。 皆さんの先祖が猿であったとして、それを半ば科学的に検証したかのような論理論証を展開しています。 しかし進化論も退化論も大きなミスを犯しています。 それは霊的世界の真相を排除したことで、人間の寿命が地上世界のみの有限なる期間で完結するものと盲信してしまったのであります。 つまり目で見える進化のみを信奉して、体で触れられる変化のみを信奉するという暴挙は、本来は人間の魂の故郷である霊界を完全否定してしまったのです。 進化論・退化論を信奉して帰る場所を失った人類は、ますます科学の力に頼らざる負えない状況に立たされました。 そうして平均寿命が百年にも満たない完結した物質世界で、やがて訪れる死期に怯えながら生きているのです。 本来の人間の命は永遠に生き通しの生命であります。 転生輪廻(生まれ変わり)を繰り成しながら、永遠の時の流れを辿りつつ魂を進化発展させるのです。 そうした真実から目を背けて、地上世界で完結した人生観を蔓延させたのは誰なのか…。 この罪は果てしなく重い。 地上世界完結の進化論・退化論を信奉して生きた人々は、肉体生命の死後に更に続きがあったことを知ることになるが、長らく進化論・退化論を信奉した盲信の為に霊界の存在を受け入れられず、自ら精神世界(低位霊界)の奥底に赴き、無気力・無思考・無関心の穴倉の中で、何百年も何千年も佇んでいる。 こうした世界は無間地獄と言われています。 自由な発想で明るい希望を描きながら永遠に生き通しの生命を、大多数の霊人たちは謳歌しておりますが、無間地獄に佇む無気力・無思考・無関心の霊人たちには孤独な闇が存在するだけであります。 地上人間は進化をしていない訳ではなく、退化をしていない訳でもありません。 ただその進化・退化のスパンが、たかだか数十年の完結した世界観のみしか発想出来なかった所に、進化論・退化論の窮屈さが露呈するのです。 人間のルーツは遥かなる昔から猿ではなく人間でありました。 更に太始のルーツを紐解けば、人間は創造主(大生命)から枝岐れてきた個別の意識を有した生命体であります。 神の子の自覚を忘却すると霊界の様相が見えなくなる…。 これは最も気を付けなければならない大切な真理であります。 |