100 実相は光・現象は影

 

地上人間は基本的に五官の感覚を頼りに生きております。

これは共同生活に於ける共通認識を得る為には、地上に展開する物理的な法則を共通認識とすることが良策であるからです。

その方が意識を共有し易いことも事実である。

しかし人間の本来の生命は霊魂であります。

しかも霊界での生活の方が地上生活に比べて数倍長いのです。

近年では肉体生命の滅後に元いた魂の故郷(霊世界)に帰れなくなり、通称地獄と言われる精神世界の低位霊界に留まる人が増えております。

これは地上世界で物質的尺度のみに頼り切って生きてきた人間の、地上文化に偏り過ぎた魂の傾向性が原因であります。

転生輪廻さえ心の法則(因果の理法)から逃れられないのです。

元いた魂の故郷(霊世界)に里帰りする為には、人間は本来は霊魂が本体であると言うことを、心魂で自覚しておかなければならないのです。

地上世界と霊的世界の何方が本来の住世界であるかを心魂で強く掴んでおかなければならないのです。

真実の世界観では実相世界が光源であり、霊的世界が映像フィルムであり、地上世界は投影(映し絵)であります。

光源が無ければ心のフィルムに光が射さないため、現象世界(地上世界)には不完全な投影(映し絵)しか表現することが出来ないのです。

あくまでも投影(かげ)は影に過ぎない…。

影が自己主張して自己拡張を画策すれば、自分自身の影を被せて対象を闇に伏すことぐらいしか出来ないのです。

その投影(現象)を真に変える為には、影の写し元となる心をこそ改善しなければ、影の映し絵そのものは根本的には変化していないと言うことです。

しかし迷妄者たちは影の周囲に装飾を使って映し絵を変えたような錯覚に陥っています。

しかし変わった部分は装飾が外部的に付け加えられただけであって、本人の心の本質は何一つ変わっていないのであります。

今一度繰り返しますが、実相は光であり、心魂はフィルムであり、現象は影である。

正しい真理というものは、光が如何なる心を通して、何を現象として映し出したか、その真相を自覚することから始まるのであります。

心の浄化や運命の開拓は、正しい真理追求の先に果たされるものであります。

現代人は地上倫理が乱れる理由を知らないまま生きることの危機感を持たねばならない。

無法地帯と化した心の闇に巣喰う悪意悪念・悪霊悪魔の存在に気付かねばならない。

それを現状把握したなら勇気を振り絞って、悪意悪念・悪霊悪魔の類を貴方の心から放逐しなければならない。

貴方の心を治めるものは貴方そのものに他なりません。

今こそ辛抱強く心の大政奉還(国譲り)を迫る時期である。

この実相世界の神の理を地上世界に伝える為に、現在の未曾有な天変地異で混乱せる人間社会に、心の暗闇に希望の灯火を照らす目的で、新創世記は21世紀の地上世界に降ろされたのであります。

 

 

 

39 霊性開示 【新創世記編】