|
102 霊性は主・肉体は従 |
|
魂の存在を忘却してはならない。 肉体の存在も軽んじてはならない。 地上人間は三次元世界(物質肉体的世界)に生きているが故に霊界を忘れがちであります。 霊界の霊人たちは四次元以降(霊的世界)に長らく生きているが故に地上を忘れがちであります。 地上も霊界も人間の魂にとっては何方も大切な世界である。 転生輪廻は総ての魂に課せられた生命の課題である。 そのため地上も霊界も唯物論や唯心論で否定出来ない実在の世界であります。 しかし両界(地上・霊界)は転生輪廻に於ける住期間(存在する年数)が示す通り、霊界の方が住環境としてはメインとなります。 魂の故郷(帰るべき場所)は霊界側にあると言うことです。 つまり人間の転生輪廻は霊界がメインであり地上がサブとなる…。 そうなると霊性こそが主であり肉体は従であります。 実相の世界から差し来る光明(生命の光)が、霊体としての魂(フィルム)を通して、魂の性質を肉体(スクリーン)に映し出すのです。 肉体の不具合を嘆いて病院で外科手術をしたり内科治療をしたとしても、現象的な見た目では完治しているように見えても、映し絵の元なる魂に不具合が残っている間は時を経て再発を繰り返すのです。 地上世界に展開する病院での対処(外科手術や内科治療)は、あくまでも応急処置に過ぎません。 根本治療を施すならば、肉体の不具合を映し出している心魂をこそ改めなければならないのです。 自然界が荒れて大雨が降れば河川は増水して堤防が決壊することがあります。 その決壊した堤防を修復することは応急処置にはなりますが、同じような大雨が降れば再び堤防が決壊して大洪水を繰り返すのです。 堤防を修復(応急処置)したなら直ぐさま河川の底ざらいをするなり、堤防の嵩を高めるなり、または堤防の巾を広げるなりしなければならない。 さらに大雨対策として河川の新たな流水経路を立案する必要があるかも知れません。 何より大雨被害を呼び込み引き寄せた時代精神(総合意識)を改める必要があります。 こうして現象的な応急処置も重要だが、根本原因となる心魂の現状把握と根本治療こそ怠りなく施す必要があるのです。 ここで繰り返しますが霊性が主であり肉体は従である…。 この霊的真実を履き違えて肉体をメインに思考回路を展開するのは本末転倒であります。 ましてや心の様相を顧みることなく放置すれば、21世紀初頭の現代人が未だに乗り越えられない天変地異の難問さえ理解出来ないでありましょう。 現代人は行き過ぎた迷妄科学に驕り高ぶる人間の精神を、大自然(地球意識)に戒められている事実を知るべきであります。 |