008 時代精神

(希望の灯台としての時代精神)

 

ここで仙人天狗の魂心境について説明いたします。

天狗たちにも様々な心境差があり、技術的な力量の差があります。

天狗界に通ずる魂の傾向性は、その力量の自慢(優越性)になります。

何方が力量に於いて上であるのかを力比べする為に、様々な競争を持ち掛けるのが天狗界の存在理由です。

こうした方々が地上世界に生誕すると、スポーツや芸能などの優劣を決めるような職業に惹かれやすい…。

従って天狗界には個我の意識が根強く残されています。

しかし魂の傾向性が天狗界に通じている方々は、個我の優位性に拘るからこそ、やや心の教えに疎い傾向にあります。

他者への配慮が厳しく、愛の施しが足りない性格が根付いている為、周囲の人々との協調性に欠けるのであります。

こうした天狗界の意識を持つ方々が魂を昇華させたなら、仙人界の意識段階に達するのです。

仙人界の魂の傾向性には他者への愛の心も存在しますが、その性質上は孤高の聖人として個我を磨く生命道を突き進んでいます。

こうした天狗界仙人界の序列には五次元意識から八次元意識まで高下がありますが、それでも其処が裏側霊世界である理由は、彼らには表側霊世界の大和精神に見られる協調意識が少なく、寧ろ競争意識が先走ることで自らの精神を高めようとするのです。

そのため個我の優位性は専門分野に片寄ることになり、その道の達人や時代の風雲児は輩出するが、時代そのものの精神を底上げすることは難しいのです。

真なる時代精神はアセッションの如く魂の救済(根本昇華)でなければならない…。

そのため魂の基礎研鑽(謙虚の徳性)を蔑ろにすると、時代の要請を配慮しない風雲児が強引な人生を歴史に刻むことになります。

彼らは専門分野に精通したスペシャリストであってゼネラリストではなく、自己存在の優位性を追求するナルシストであります。

その反面の表側霊世界に於ける六次元意識(源流開祖)の魂が昇華したなら、その上層段界である七次元世界の魂心境になります。

彼らには基礎研鑽を積み重ねた実績があり、広く多くの経験値に裏打ちされた忍耐力・霊耐力を魂に堅持しております。

時代の荒波に飲み込まれることなく安定した歩みで使命役割を遂行するのです。

そのため魂の転落が少なく、善良な心の傾向性は転生輪廻を超えて来世の運命さえも手助けすることになります。

七次元意識を魂に宿した光明の天使が地上世界に光臨したなら、彼は十分な年数を掛けて足場固め(基礎研鑽)から行なうでありましょう。

自分一人だけの人生ではなく、多くの同胞を救済する為に生誕したことを、彼の魂は痛いほど自覚しているからであります。

こうした七次元意識を魂に宿した光明の天使(表側霊世界)の方こそ、希望の灯台としての時代精神と成り得るのです。

 

 

 

 40 むすび大道 【天孫降臨編】 〇次元