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027 努力 (悪しき習慣の誘引(内部威嚇)を振り払う勇気) |
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精神力を高める為には体力も磨いておかなければならない。 体力の強弱は精神衛生上にも効果が別れ、強い体力を維持継続すれば忍耐力が高まって、精神の高みを目指すことが出来るのです。 しかし弱い体力のままでは、精神を高める段階に於いて現れてくるケミカライゼーション(自壊作用)に翻弄されて、早々と自ら降伏の白旗を振ることになるでしょう。 健全な身体を有していても、耐え忍びの精神を鍛えなければ、次のステージは現れて来ないのです。 この忍耐力は外部からの機械的な助力でも得られますが、それはあくまでも外部の付加助力であって、自分自身の生命力ではないのです。 自らの意志で性格的な甘えを排除して、精神的な失望怠惰を放逐しなければならない。 此処に於いて耐え忍びの精神を磨くものが普段の地道な努力精進であります。 この努力精進には現状での限界があります。 ある水準からは入り込むことが出来ない現状の自分の限界(自己限定)があるのです。 この現象的な限界を越える際には、当然のことながら、肉体的にも精神的にも今まで経験した事のない摩擦が起こることを覚悟しなければならない。 この摩擦(肉体的・精神的)の苦痛に耐え切れず、精神の高みを諦めて安易な下り坂を滑り落ちて行った者が後を絶ちません。 努力精進を放棄した其の日暮らし人間は、忍耐力も霊耐力にも縁の薄い生活を繰り返しています。 そうした人間が人生の岐路に立たされた時に選択する道筋は、間違いなく現状での安易な損得の得であり、平易な妥協であります。 こうした人間に足りないものは地道な努力の積み重ねであり、常なる精進の繰り返しであります。 良き習慣を身に付ける為には、それまでの悪しき習慣に見切りを付けて自らの意志で踵を返す必要があります。 其の時々に襲い掛かる悪しき習慣の誘引(内部威嚇)を振り払う勇気が必要になります。 何事も自らの現状での限界を越えるのは難しくとも、何時かは乗り越えて行くことを信じて貫く不退転の心が、日々淡々と荒波(ケミカライゼーション)に立ち向かう精神を育むのであります。 大股で走る必要はない。 小股でも次の一歩を踏み出す勇気(努力)をこそ絞り出さなければならない。 我武者羅に突進する必要はない。 小さくても更なる一歩を地道に重ねる勇気(努力)を持続しなければならない。 努力の持続は自己限定(現状での限界)を打破する原動力になるのであります。 |