045 智恵 (精妙な光を放つ為に常日頃から磨く必要がある) |
アセッションの真なる意義は天国への魂昇華であり、それとともに表側霊世界への魂純化であると言うことでした。 八衢分岐(四次元意識)の魂心境を光明思想(表側霊世界思考)に立ち返らせることこそが、アセッションの真なる意義である…と言うことでした。 その為にも人間は賢く生きなければならないのです。 この賢さは決して寄せ集めの知識(一次元意識)ではなく、計算づくめの小賢しい知恵(二次元意識)でもありません。 人間社会に於ける協調意識を魂の傾向性とする知性(三次元意識)に成らねばならず、そこから抽出される生きた智恵(四次元意識)にならねばならない。 人間の意識に真なる智恵が身に付かなければ、実相宇宙から降り注ぐ叡智(五次元意識)を正しく受け入れることは難しいのです。 真実の智慧(四次元意識)には一本筋の通った知性(三次元意識)があり、自分も他者も生かし合う知恵(二次元意識)があり、魂の基礎研鑽に役立つ知識(一次元意識)があるのです。 高次元神界から降り注ぐ叡智(光明)を、純粋な姿形のまま三次元世界に受け流し映し出して行くことが出来るのが、歪みなき八衢分岐(魂の傾向性)を身に付けた智恵(四次元意識)に他なりません。 魂は精妙な光明を放つ為に常日頃から磨く必要があります、その基礎研鑽に役立つ知識(一次元意識)をこそ集積し、自他ともに生かし合える知恵(二次元意識)を駆使して、社会人としての公私の区別を弁える知性(三次元意識)を身に付けることが、正しい八衢分岐(魂の傾向性)を魂に蓄積する智恵(四次元意識)となるのです。 これが表側霊世界に繋がる道筋であり、光明霊波(神の子の自覚)を貫く徳性であります。 裏側霊世界に展開する智恵は利己的感性であり自己優位の為の智恵である。 それだけでも人間の魂は果てなく進化を続けるであろうけれども、魂の個別化は本来の生命の実相を私益(独り占め)する方向に八衢分岐(魂の傾向性)を磨いてしまうのです。 また地獄的意識に埋没する迷妄者たちに展開する智恵は、他者批判の為の知識集めであり、他者攻撃の為の破壊的な知恵の附帯であります。 こうした迷妄者たちの智恵はもはや智恵に非ず、暗中模索の迷盲そのものであるのです。 |