049 持続 (良き習慣を無理なく無駄なく貫く必要がある) |
実質的に世の中を改変善導する人々は、四次元意識の魂心境以上の霊性を堅持する人々であると語られました。 また四次元意識の魂心境の人は経過そのものを大切にすると言うことでした。 この経過を大切にする為には、同じ努力精進を持続する意志を貫かなければならない。 人間の持続力も実力の差が出易い徳目であります。 持続(推進力)には反力が掛かります。 この反力は自己自身の心の中に原因があり、その心の中の原因を取り除かない限り、繰り返し持続を停止させんと画策してまいります。 回避する手立ても有るでしょうが、小手先の回避は根本解決にならない事実を知らなければならない。 そのため持続を貫くには心の清掃浄化(一次元意識)を習慣付ける必要があります。 そうして問題点(根本原因)を正確に把握(二次元意識)する必要があります。 そうした日々の良き習慣を無理なく無駄なく貫く必要があります。 人間は調子が良いと何処までも突っ走ってしまいます。 これもまた或る種の執着に他なりません。 また人間は調子が悪いと無駄な動きが多くなるのです。 調子が良い時ほど歩みを緩め、調子が悪い時ほどコツコツと基礎を固める歩みを忘れてはならない。 自分にとって程良い歩み(中津…三次元意識)を見い出し貫くことで、持続力(四次元意識)は確固たる力を発揮しながら数々の成果(五次元意識)を出し続けるでありましょう。 持続力を貫く意志が弱い人は、心の何処かに何らかの問題を抱えているのです。 そのため日々の歩みにバラツキが出て、そのバラついた意識(三次元意識)に翻弄されて暫々歩みを止められてしまうのです。 その原因は心の何処かに必ず存在するはずですが、その事実を把握(二次元意識)する気力さえ湧かない程に、気持ちが浮き足立っているのです。 歩みを遮る原因は必ずあります。 それを見い出さない限り、成果に繋がる持続力を発揮することは困難である。 四次元意識の魂心境は時間の観念に自ら超入して、確実に運命を変える力強さを発揮するのであります。 |