057 尽力

(無尽蔵なる聖泉は尽きることがない)

 

大和精神(五次元意識)は意思疎通の霊世界であります。

気心が通い合う人々が仲良く暮らしています。

自分のためではなく人のために心を配り気力を尽くす人々が五次元意識の魂心境で生きております。

自分だけの幸せであれば自分一人の努力で事足りますが、他人の幸せの為であれば時には自分の限界も越えて行かなければならないのです。

個別意識に拘り囚われる人間には自らの限界は越えられず、利己的欲求に埋没する人間には努力そのものが忘れ去られています。

尽力と言う言葉は、本来は自分に対しては該当せず、人に対して心を尽くし精神を尽くして始めて効力を発揮する力であります。

何のために…と言う理由付けは重要な要素であり、その意味内容の高貴さ奥深さによって、溢れくる精神力も増減するのです。

自分のための人生は一人分の力量しか期待出来ないが、他人の幸せの為の人生は掛け算となって生命力が溢れ出すのであります。

その上限は果てがなく終わりなく、無尽蔵の聖泉の如く止めどない生命力が溢れ出すのです。

これが無限供給の原理でもあり、個人的な我欲の蓋で生命の泉を塞がない限り、無尽蔵なる聖泉は尽きることがないと言うことです。

こうした生命力の原点を大和精神(五次元意識)の人間は神の子の自覚として堅持しているのです。

誰かの為に、何かの為に、お役に立ちたいと常日頃から想っている…。

この想いは私人としての思いではなく、公人としての想いであります。

相手の気持ちを想い遣る心でなければ大和精神は理解出来ないし、相手の立場を配慮する心が無ければ、大和精神は縁遠い魂心境となるでしょう。

何はともあれ五次元意識の魂心境には利己的感覚は影を薄め、独占欲も占有域も意味を成さないクリアーな性格となっております。

形式や形態に拘り囚われる人間は他人の気持ちなど顧みることもなく、自己主張の強い個人主義者には他者配慮の気持ちなど微塵も持ち合わせてはいないのであります。

何かに尽くす心は、自らの内より溢れ出す生命の光を私益する事なく、そのまま他者に光明を受け渡す心である。

これは自他一体の真理を確信する大和精神の魂心境であれば当然の心持ちであります。

 

 

 

 40 むすび大道 【天孫降臨編】 〇次元