062 神性

(迷妄時代の最中を駆け抜ける変革者たち)

 

六次元意識の人間は生粋のリーダーであると語られました。

自らの運命を克服して、人のため国のため人類のために生涯を懸けられる魂心境に達していると言うことでした。

稀に時代の狭間を駆け抜ける風雲児が現れますが、大方は六次元意識の人間であります。

その時代の流れを変えるような働きをする原点に当たる人物は、源流開祖(六次元意識)の魂心境を心に抱いております。

しかし華やかな活躍を時代に残す人物は僅か一握りの人々になります。

大方の源流開祖(六次元意識)は時代の流れを変えるべく、地道な活動を日々積み重ねて居られるのです。

彼らに本当の評価を与えられる時期は、彼が此の世を去った後になります。

何故なら時代の流れを本当に変える働きは、其の時代に於いては異端視されることが多いからであります。

魂の進化(霊性化)を放棄した現代人の多くは、物質文明に傾倒した個別意識の毒酒に酔い痴れています。

そうした迷妄時代の最中を駆け抜ける変革者たちは、むしろ奇抜な変人扱いを受けざる負えないのです。

そのため六次元意識の人間は異端視扱いされたまま人生を送ることに成りがちである。

しかし彼ら(源流開祖)は誹りや偏見を気にもせず、心に抱いた使命を勇ましく果たし続けます。

それが人生を懸けた自らの役割であることを悟っているからです。

その性質(魂心境)は霊性を超えて神性となっております。

六次元世界には本来は七次元意識や八次元意識の神人も身を隠して存在しています。

何故なら六次元世界は地上世界(三次元世界)にアプローチし易い環境にあるからです。

そのため高次元世界の神々は自ら六次元意識に身を落として、大切な使命役割を遂行されるのであります。

大きな時代の変革期には大神霊も地上世界に光臨されることがある。

人類の未来を決するような大神霊は九次元意識の魂心境を有して居られる偉大な大救世主です。

時代の変革期には弥勒(三・六・九)の世を待望する思想哲学宗教が多く語られることになりますが、そうした背景には地上世界に救世の大神霊が光臨している事実を物語っているのであります。

こうした観点から見ても六次元世界は、高次元世界(神々の意識世界)への登竜門として、太古の昔から貴重な存在意義があったのです。

 

 

 

 40 むすび大道 【天孫降臨編】 〇次元