067 神力 (適材適所に必要な物事が兼ね揃う) |
源流開祖(六次元意識)の人間には不思議な力が発揮されることがあります。 一人の力量では到底太刀打ち出来ない難題が、意外な形で解決に導かれることがあるのです。 それは六次元意識の魂心境を心に抱く人間が個我意識を捨て去って、公のために全身全霊を傾けることで、実相宇宙の生命力を無尽蔵に放つからであります。 大生命の総てを生かす生命エネルギーは、常に全ての生命に降り注いでおりますが、その大生命の御性質とピッタリとマッチした同性質を人間側が心に抱かなければ、無尽蔵の聖泉は現れて来ないのです。 ここにも波長同数の心の法則(因果の理法)が関わってくるのです。 神々の世界から援軍を呼び込み引き寄せられるのは、純粋な神の子の自覚を魂心境として心に抱く源流開祖(六次元意識)以降の人間である。 彼らには邪まな個我意識が全く無いため、ストレートに実相世界の光明と意識が通じるのであります。 すると適材適所に必要な物事がリアルタイムに兼ね揃うのです。 そうして時期と場所に兼ね合った最良の結果を呼び込み引き寄せることになります。 しかし源流開祖(六次元意識)の人間は其の事実を私することなく、尚更に公の為に奉公する意志を強めるのです。 そのため個人では出来ないような公務が、個人を超えた不思議な力で自己展開するようになります。 もともと人間の地上生活は霊的なバックアップで営まれるように仕組まれているのです。 一人の人間には最低一体の守護霊が付き従い、霊界から地上人間の動向を見守り導いて居られるのです。 地上で生きる人間に特別な使命があれば、守護霊以外にも特別な力量(專門分野に通じた智力)を発揮することが出来る指導霊が、臨機応変なる霊的指導をされることもあります。 こうした霊界からの尽力を受け取り受け流すことが出来るのは、源流開祖(六次元意識)以降の魂心境を心に抱いた人間のみである。 自分と他人を分け隔てて遠ざけるような人間には縁遠い力量である。 ましてや人生に不平不満を並べる個我意識の人間には有り得ない力量でもあるのです。 神力を呼び込み引き寄せることが出来るのは、神力と同等の徳性を其の身に湛えた人間のみであります。 |