070 神体 (人のため国のため人類のために…) |
神の子の自覚を持って真なる開眼を迎えた人間には覚悟が出来ていると言うことでした。 そうして其の覚悟は何処までも使命役割を貫く覚悟であり、天命を人生の中軸に据える覚悟であると言うことでした。 六次元意識の人間は、神の子の自覚を心に抱いて、人生を自らの使命観のまま生きることが出来る魂心境であるのです。 生まれた意味を、生きる意味を、貫く意志を…。 全ての理由を其の身に受け止めて今を生きております。 そのため自己都合による不平不満が少なくなり、損得感情による他者批判も影を潜めるのであります。 つまり自己存在に於ける魂の課題をクリアーした心境であり、その原点ともなる自己存在理由を基にして、過去を清算(精神浄化)し、現状把握(反省回顧)を見い出し、未来を開拓(徳性開発)するのです。 こうした生き方を貫くことが出来ること自体が、既に魂心境が昇華されて純粋個性を取り戻す毎に、霊体が神体へと神格化するのであります。 そうした魂心境を心に抱いて生きる人間が地上社会に現れると、徐々に持ち前の神性を発揮して、天来のリーダーとしての素質を開花させるでありましょう。 彼らは惨めに身を守る弱さは持ち合わせておらず、其の場限りの言い訳で責任逃れをする卑屈さも持ち合わせておりません。 自分のためではなく、人のため国のため人類のために、其の身を奉仕する高邁な理想で日々生きている…。 これが後の世の人々から源流開祖と言われるであろう六次元意識の先達たちの生き方であります。 正しい人間の証明とは神の子の自覚であり、天来の理想(使命役割)を正しく見い出して生きる源流開祖(六次元意識)の証明であります。 時代を切り開く七次元意識の人間には程遠くとも、時代精神と成り得る七次元意識の光臨を手助けして、進んで神威を実践行動に移す最先端の活躍を期待されているのが、源流開祖(六次元意識)の魂心境を心に抱いて生きる人間であります。 銀河系に当て嵌めれば一つの輝く星であり、自らの意志で歩み(輝き)自らの意志で銀河の存在を支える働き(瞬き)を敢行する最前線の実戦部隊でもあります。 もはや意識は実相宇宙の運営者側にあり、幼い個別意識(自己都合)で生きるお客様感覚は既に卒業した状態(魂心境)であります。 |