081 如意 (自然法爾の観念自在力が発揮される) |
本来の実相世界は八次元意識以降の神々の世界であります。 総ての善きものの雛型(理念)が実在する世界…。 それが真実の実相世界であります。 魂のルーツは太源実相(純粋個性)であり、総ての生命は一つ残らず大生命から枝岐れてきた貴い善心愛心の魂であります。 其処には不浄なる感覚や不調和な意識は有り得ない…。 其処には自我に埋没する自己限定など有り得ない…。 光明に影を落とす生命体は一欠片の存在すら無く、実相大神の慈悲慈愛が間断なく充ち満たされた高次元神界であります。 邪まな心が入り込む余地などないからこそ、自然法爾の観念自在力が発揮されるのです。 それは如意自在の大力量であり、総ての創造の根源世界であります。 実相世界では善心愛心に於いて実現出来ないものは何一つ無いのです。 競い立つ悪意の存在も無いのです。 それは光明に於いて暗黒の存在余地が無いのと等しく、絶対的真理を覆い隠すことは不可能なのです。 高次元神界は絶対的真理のみの世界であり、地上世界に魂が降る毎に相対的な光と影が現れてくるのです。 それは個別意識が凝り固まることで現象的な形態を持ち、実相世界から降り注がれる光明に対して地上世界に影を落とすことになるからです。 実相世界は八次元意識以降の魂心境を維持継続することが出来ない人間は存在しない高次元世界である。 如意自在の神力は光明そのものが、慈悲慈愛の意識を放射した状態であり、何ものの介在も存在しない実相世界発信の光明であるが故に、実現しないものなど一つもない観念自在の世界であります。 そうした太源実相(八次元意識)が地上世界に光臨されたなら、混迷時代は確実に変革期を迎えます。 何故なら八次元意識の人間は、混迷時代を終わらせる為に光臨するのであり、新たな時代を切り開く使命役割を遂行する為に主体的に生誕したからであります。 仏教的には如来の神格を持ち、キリスト教的には大天使の神格を持ち、神道的には独神(実相神)の神格を持っております。 こうした実相神が地上世界に一人でも存在するなら、相乗効果で多くの人々が真実の世界観に目覚めるのであります。 |