083 慈愛 (運命の良否を決するのは貴方次第である) |
愛というものは、本来は気高く奥深い意識であります。 しかも精神世界の至る所に遍満し、間断なく充ち満ちた存在が真実の愛の姿であります。 例え誰であろうと、何処に居ようとも、愛の存在に意識を合わせれば、瞬時に愛の本質と一体化して、温かく優しい心が現れてくるのです。 これが実相大神(創造主)の慈愛であり、総ての生命に対する慈悲でもあります。 実相大神は誰一人として見捨てる事はなく、只一つとて想わない物事もなく、寂しく舞い落ちる枯れ葉の一枚にさえ想いを寄せて居られるのです。 実相大神の知らない物事はなく、本来は総ての事跡(生命活動)が大神の御神体の一部(神の子)であります。 これは個生命側にある自由意志に選択権がありまして、実相大神に自らの意思で波長を合わせるか合わせないか…。 その選択肢によって人生の浮き沈みが変化してくるのであります。 幸せに生きるのも不幸せに生きるのも本来は貴方次第である。 運命の良否を決するのも貴方次第である。 愛に波長を合わせて生きるか、愛に波長を合わせないで生きるかも貴方次第であります。 しかしその選択権に於いて巻き起こる事実を全て受け止める責任が自由意思にはあるはずです。 何故なら物事の行く先を決めるのも決めないのも、他の流れに合わせるのも合わせないのも、結局は個別意識の選択権に委ねられているからであります。 八次元意識を心に抱く魂心境は、人生の八割以上を、自発的に実相大神の慈愛側に身を置いて、常なる魂の浄化を行いながら、創造主の想いを我が想いとして生きられる境地となっています。 競い立つものは何時も個別意識の方であって、魂が常に実相世界側に居る者には競い合う相対的な敵対関係は起こりようもないのです。 だからこそ八次元意識の人間が地上に光臨したなら、その神人の周囲から争い事が影を潜めて消えて行くのです。 そうした穏やかで平安な高級霊磁場が潮の如く自然展開するのであります。 八次元意識の人間は慈愛を放射する光明の出城であり、実相大神の意識を継ぐ者として地上世界に派遣された大救世主でもあるのです。 |