094 可能性は無限である
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可能性を開く為には高邁な理想が必要であり、永遠に追い求める夢が必要であると語られました。 人間にとって夢は人生の原動力となり、日々の生き甲斐となり遣り甲斐となるのです。 目先の目的は今を生きる気力となりますが、人生全般を輝かせるものは高邁な理想であります。 とても現状の自分には果たせない夢であるから…と諦める必要はない。 諦めは未来への希望を閉ざし、過去の成果を否定するものである。 諦める必要はない。 貴方よ決して諦めるな…。 日々の努力精進を怠るな…。 高邁な理想の下に今を大切にする貴方であれ。 今は久遠なる過去と繋がり、永遠なる未来へと繋がっている。 過去を輝かせることが出来るのは今の貴方であり、未来を希望で照らすことが出来るのも今の貴方である。 総ての人間には無限なる可能性があります。 この可能性は万民に平等に与えられた魂の自由意志であります。 千里の道も一歩から始まるのです。 その第一歩が無ければ二歩目は無いのです。 小さな歩みであっても良いのです。 只ひたすらに続けることこそ光明の天使の証明になります。 時間と空間は実相大神の御神体であります。 一刻々々を大切に扱い、場面毎のキッカケを尊く想う貴方であれ。 常に時間空間(実相大神)と心一つとなって、貴重な機会に感謝の想いを捧げながら生きるべきである。 明日は必ず来るのです。 誰にでも朝はやって来る。 たとえ濃い霧に覆われようとも、自ら風を起こして運命の開拓をせよ。 何時迄も受け身で耐えているだけでは立ち止まったまま時間も空間も無駄に見送るだけであります。 自らの意志で考え、自らの足(努力)で歩み、自らの手(魂)で未来を掴み取るべきである。 今また繰り返しますが、可能性は無限であり永遠であります。 自己を限らず枠(自己限定)を打ち破れ…。 貴方の人生は貴方自身のものであります。 主体性には責任が伴なうが、この責任を果たすことこそ個性体としての最大の自己実現でもある。 人間が生きるということは正しい責任の所在を知るということである。 他人任せの人生は、人間としては生きる屍であります。 |