009 魂心境の基礎は自己確立

 

 

とはいえ一次元意識としての自己確立が難しい人々も居ます。

これは難しいと言うよりは波長(性質)が違うため、既に他人事のような感覚になっている人も居るのです。

波長が違うため異なる世界に棲み分けた人間だと勘違いしている。

そのため自分には自己反省など必要ないと思い込んでいるのです。

しかし此処でハッキリとしておきますが、そうした人こそ反省回顧が必要である。

またそうした人こそ心の軌道修正が必要である。

自分の本来の意思ではなく、去来した何者かの思念に操られて好き勝手に動かされても、その事実に気付くことなく悪態を積み重ねる迷妄者に成りつつあるのです。

自由意志を与えられて無限なる可能性を開かれた人間(個生命)でありながら、正体すら分からない悪思念に翻弄されて、悪霊悪魔の手先のように使われる事実を何とするか…。

それを本人の主体的な意思だと誤解したまま迷妄邪説を盲信する世捨人が、自分以外の多くの善良な人々まで道連れにして堕落しているのです。

こうした迷妄者たちが吹聴する自由意思は、魂の世界に原点を持つ実相世界の住人からすれば、ただそれだけで魂の自由を失った操り人形のように見えるのであります。

自己確立の基礎研鑽は自己反省であり

魂の軌道修正であります。

この自己確立(一次元意識)の精度を上げて相対原理(二次元意識)を磨く為には、自我を超越した観察力(客観視)を深める必要があるのです。

この段階で失敗をすると、 たとえ貴方が二次元意識のステージに立ったとしても、残念ながら下向き(一次元意識に向かう)な二次元意識として迷妄者の仲間入りをすることになるのです。

こうした話を前提にして繰り返しますが、魂心境の基礎は間違いなく自己確立である。

これは観察力(客観視)を深めることで、本来の魂の本質(神の子の自覚)を取り戻すことになるのであります。

 

 

 

  42 むすび大道 【相対原理編】 二次元