025 感受能力を高める必要がある

 

 

自分勝手な我儘が横行する社会は人心が荒んだ社会であります。

主観(自分中心)の強行に片寄った自由意思が付加されて、遣りたい放題したい放題の自我我欲人間(一次元意識)が量産された現代には、様々な人的摩擦が起きつつあります。

言論の自由を盾にして自分流を押し通す人間も多くなってまいりました。

子供の様な自分勝手な我儘を押し通すような一次元意識人間の言論の自由は危険極まりない…。

自己都合ばかりを優先して自己保身のみに走る二次元意識人間の言論の自由は社会秩序を崩壊させる…。

彼らは既に人としての大切な心を見失った迷妄者(精神異常者)なのです。

自我我欲や自己保身に埋没する人間ほど、言論の自由や人権の尊重に依存しざる負えないのです。

自らの迷妄邪説を正当化しなければ、彼ら(一次元意識人間・二次元意識人間)の自己主張が病的概念であることを認めることになるからです。

公的意識(三次元意識)を確立した社会人であるならば、言論の自由の真なる意義を履き違えないように注意をする筈です。

また公的意識(三次元意識)を確立した社会人であるならば、人権の尊重の本義を弁えるはずであります。

全ては彼ら(一次元意識・二次元意識)の思考の浅さが言動に出ているだけで、立場や年齢は大人であっても、魂の精神年齢は未だ幼い子供のまま成長が止まっている状態であるのです。

彼ら(一次元意識・二次元意識)には自己反省(現状把握)と心の浄化(軌道修正)が必要であります。

その為に思念(主観)を越えた想念(客観)を磨く必要がある。

想念とは感受能力(二次元意識)であり、この感受能力の昇華こそ意識の共有(三次元意識)に繋がっています。

人間としての徳性を高める為には、自己確立(自我克服)と相対原理(他者認識)の階梯を、一段づつ確実に積み重ねる必要があります。

徳性段階に早道はないと心得なければならない…。

形態だけの見た目を繕った所で、人格の形骸化は直ぐに見破られるのです。

感受能力を高めることで他者の気持ち(人としての心の痛みや苦しみ)が、実感として理解(把握)することが出来るようになります。

 

 

 

  42 むすび大道 【相対原理編】 二次元