036 二次元意識は他者意見を理解
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一次元意識人間あるいは二次元意識人間は、迷妄魔たちの傀儡(操り人形)にされ易いため、二次元意識の魂心境では理解力を深める必要があると言うことでした。 この理解力を深める為に何をすれば良いか…ですが、これは何も難しい問題ではなく、先ずは相手の話を聞くことから始まります。 何を言わんとしているか…。 何処に意図があるか…。 何に帰結させんとしているか…。 話の本筋を見抜く習慣を身に付ける必要があります。 しかし一次元意識人間は自我ありきの魂習慣となっているため、相手の話を聞こうとしません。 自分が話したい内容を一方的に話し続け、酷い場合は合いの手さえ挟めないほど独演し続けます。 一次元意識人間は我欲(自己中心)が強いため会話のキャッチボールが不慣れであります。 そのため一般的な普段の話し合いでさえ会話にならない状態になります。 方や二次元意識人間は利己ありきの魂習慣となっているため、対話はするが話の内容に関わりなく、話の主旨を自分に都合の良い方向に持って行こうとします。 そのため一言目から否定的な言葉が飛び出して話の腰を折ったり、会話を中断させたりするのです。 二次元意識人間は相手の気持ちを理解しようとせず、自分の気持ちだけを相手に理解させようとするのです。 結局のところ二次元意識人間も浅い内容の話し程度にしか会話にならないと言うことであります。 本来の二次元意識人間であれば、相対原理(自他の相違点・共通点)を理解する魂心境にならねばならんのです。 下向き(一次元意識に向かう)の二次元意識人間には相対原理は理解出来ないが、上向き(三次元意識に向かう)の二次元意識人間は他者の意見を理解する為に、会話の趣旨を読み取ろうとする筈です。 少なくとも相手の話を聞く姿勢があるかないかを見るだけでも、二次元意識人間の現状の魂心境が、下向き(一次元意識に向かう)か上向き(三次元意識に向かう)であるかが分かるのであります。 |