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081 反省回顧は正しい現状の把握
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人間の魂心境を昇華させることは、転生輪廻に於ける最も重要な要素であります。 その為にも自らの魂心境の現状が如何なるものであるのか…これを正確に知る必要があります。 現代人は他人の素行を暴く事は得意でありますが、自分自身の素行を自分で暴く事は不得意である。 それは個別意識の利点だけを追い求め過ぎた現代人の泣き所かも知れません。 物事の基準が自分となれば、自分の素行は良くも悪くも模範解答になるのです。 自己尺度を模範解答にすれば、自己自身の良し悪しを評価(確認)する必要もない…。 かくして自己反省の習慣も無く、心を顧みる必要性も無くなってしまうのです。 しかしこうした魂の傾向性が周囲に及ぼす弊害を知れば、勇気を持って真実を見つめなければならない。 貴方も敢えて見ないようにしていた自らの心に松明を掲げよ! 暗闇に乗じて(誰にも気付かれなければ)人として大切なモラルを崩してはいないか…。 曖昧な判断(自己尺度)で利己心の魔を正統化してはいないか…。 自己の尺度が自分に都合の良い身勝手な基準(尺度)になってはいないか。 こうした自己内部現状を直接把握する貴方であれ。 現状把握が出来ない人間は過信盲信に走り易いのです。 自己反省をしようとしない人間は傲慢(驕り高ぶり)な態度(素行)を改められないのです。 自分では其れが正しく普通の言動だと思い込んでいたものが、他者から見たなら片寄った偏見であることは既成の事実であります。 知らなかったのは当の自分だけであることを、自我我欲人間は悲しいかな自力で見い出せないのです。 現状把握が出来なければ性格改善など夢のまた夢である。 自己反省が出来ない人間は徳性開発に於いては信頼に値しない。 何故なら反省回顧は初期段階の基礎精神であり、一次元意識の魂段階を意味しているからです。 二次元意識の魂心境では得意な他者認識を活用すれば、他者の素行を反面教師として自戒に繋げることが出来る筈です。 正しい現状把握は反省回顧を習慣化して、その質を高める効力を期待する事が出来るのです。 |