083 汝自身を正確に知ることから

 

 

一次元意識人間は元より二次元意識人間の魂心境まで、反省回顧が苦手な魂段階の人々の現状把握を妨げているものは、自分というものに拘り囚われている状態で、一次元意識人間は我儘を押し通し、二次元意識人間は自己都合を優先することが最大の理由であると言う事でした。

そうして自我に片寄る割合が多ければ多いほど幼い魂心境であると語られました。

幼い子供は自分の事で精一杯で、興味関心事も自己認識の範囲内に限られています。

そうした幼い子供たちも、自分以外の人間と共同生活を送る中で、時には自分の意見が周囲に受け入れられない場面もあることを知って、魂が未熟な間は思い通りに行かない気持ちを抑えられず、癇癪を起こして誰かに八つ当たりすることもあるでしょう。

しかし社会の様々な人間模様を体験を通して知る内に、徐々に幼い心を自らの意思で修正して、少しずつ大人の階段を登って行くのであります。

そうして幼かった自分の姿を客観的に見回して、また一段と成長した姿に安堵するのであります。

個別主義(個人の主権)のみに拘り囚われた現代人には、年齢だけは重ねても未だに魂が幼い人間(自分の我儘を抑えられない人間)が多く見受けられます。

その殆どが一次元意識人間(自己限定)であり、二次元意識人間(自己都合)であります。

幼い魂心境のまま年齢だけ大人になった自我我欲人間は、社会秩序を自主的に守ることが出来ず、其ればかりか進んで他者の心の中に土足のまま踏み込んで遣りたい放題したい放題、思い付くまま言葉の精査(自己チェック)もせずに言いたい放題の愚行を、当たり前のように繰り返している…。

こうした迷妄人間(幼い魂心境のまま大人になった人)は、自分の言動を客観視(正しい自己反省)が出来ない状態である。

大人への階段は汝自身の現状を正確に把握する事から始まります。

自分の魂の傾向性を知らずして、他者の気持ちを正確に理解することなど出来ないのです。

自我尊重(自意識過剰)のまま信念が強くなると、周囲の人の気持ちを度外視して、心無い言動を平気で吐き散らすようになるので注意が必要であります。

 

 

 

  42 むすび大道 【相対原理編】 二次元