097 相対意識は自他認識を知る
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自分の事だけで人生を終わらせてはならない…。 自分以外の誰かの幸せをも実現する貴方であれ! 自分作りは一次元意識人間の魂心境であります。 人のため国のため人類のために、自らの個性を自らの意志で奉仕する貴方でありますように…。 その為にも必要な基礎研鑽は、自我を超越して正しい真理(客観視)の観点に立つことである。 これは反省回顧(現状把握)の習慣があれば万人に可能な現象力であるのです。 自我を超越したなら其の視点(客観視)で、周囲の人々の心を色眼鏡を外した純粋な思考回路で受け止める必要がある。 これは心の浄化(軌道修正)の習慣があれば万人に可能な霊能力であるのです。 霊能力を装飾(自己表現・自己欺瞞)の道具のように思っている迷妄者たちが街に潜んでいます。 元々霊能力は特別な能力ではなく、魂が霊化(純粋化)すれば誰もが自然に扱えるようになる潜在能力そのものであります。 自分の事ばかり考えているから現象力が物質化(形骸化)するのであり、他人の存在を軽んずるから霊能力が衰退化(閉塞化)するのです。 人間にとって大切な真理は個人主義の中には無いのです。 個人の主義主張に拘り囚われる人間には小さな心の覗き穴しか無く、其の狭っ苦しい覗き穴(自我尺度)から、自分色の単色世界が見えるのみであります。 当然の事ながら視野が狭いと窮屈な言動が多くなり、偏見(固定観念)で物事を無理やり推し進めることになる。 こうしたトラブルメーカー(一次元意識人間・下向きな二次元意識人間)が世の中を大混乱に陥れた元凶でありました。 人間は本来、霊的感性(四次元意識以降)の魂心境で生きるべきであります。 それなのに地上世界(三次元社会)のみに完結した人生に埋没してしまいました。 そのため閉鎖的な思考回路が下向き(一次元意識に向かう)な二次元意識を強固にして、自我我欲に奔走する一次元意識人間が量産されてしまったのです。 |