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【つ】
続ければ 貫く意志が 強くなる |
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今の若い人たちに足りないものは我慢強さです。 これは意志の弱さからくる現代病でもある。 我慢が出来ないから弱音を吐き、不平不満が心の中に充満するのです。 我慢が崩れると(漫が儘に変化して)我儘となります。 さらに我儘が進むと高慢となり傲慢となる。 慢心するような我儘な心を自我(正しい自分の意志)で調律することで、堪え忍びの精神が培われ我慢強さになるのです。 こうした我慢強さには個人差とも言える実力の差が表れます。 これは第三者が見ても明らかに判断できる個人差で、大人は建前上ある程度は内面に押し隠せるものですが、子供には耐え難い現実になります。 徳性が高い人は魂の傾向性に堪え忍びの精神が育まれています。 この堪え忍びの精神も徳性の一つであり、普段から地道にコツコツと積み重ねてきた努力の結晶です。 意志の強さは心の鍛錬で育まれると言うことであります。 我慢の出来ない人は、悉く自分の感情に打ち負かされている現状を見抜く必要がある。 そこには見るに耐えない恥ずかしさや屈辱感が存在するため、大方の人は自分の醜態を見たくないために無視をする。 そのくせ他人の醜態は重箱の隅まで突つくように露わにして笑うのです。 こうして周囲の人の恥辱に紛れて、自分の醜態を闇に晦ましています。 精神面を強くすることは難しくはありません。 小さな努力を続けることで結果は時が解決してくれる…。 優雅に流れる大河も、その元を辿れば山間の奥地に滴る雫の投滴であったり、源泉に湧き出る聖水の連湧である。 最初の一歩は小さな歩幅で良いのです。 大切なことは次の一歩を踏み出すことであり、さらなる一歩を重ね続けることであります。 意志の強さは小さな努力の積み重ねであり、経験の深みが自信となって援護射撃をしてくれます。 徳性を高めることは凡人には難しいと思われてきましたが、普段の生活の中で小さな努力を重ねることで、万民に可能な徳育になると知って致だきたい。 |
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