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【ゑ】
ゑも言えぬ 大和の国の 美しさ |
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日本の風土には春夏秋冬があり四季折々の美しさ麗しさがあります。 雪融けの春は目覚めの季節で、始まりゆく物語の暖かい希望を感じます。 新緑開花の夏は繁茂の季節で、彩り豊かな体感を通した勇気を感じます。 稔り豊穣の秋は感謝の季節で、目に見えぬ神秘な存在の慈愛を感じます。 風雪厳耐の冬は結実の季節で、来るべき春の到来を心待つ夢を感じます。 さらに四方を海に囲まれた日本の風土には雨季があり乾季があり、夏の暑さを和らげ大地の乾きを潤すために、台風や夕立ちによりて多量の雨を降らせるのです。 山岳には山の神が存在して雄荘なる威厳を示し、海原には海の神が存在して豊かなる心を伝えています。 川にも野原にも草花にも神々が居て、人々の生活を影に日向に導いています。 四季の移り変わりは無理なく無駄なく、徐々に権限移譲しながら節度を保ち、一陽来復を通して大調和を維持継続するのであります。 この自然界のサイクルが乱れると、季節外れの台風が来たり大雪が降ったり、梅雨時が短かったり日照りが長く続いたり…と、通常では有り得ない自然現象が現れます。 これを古来の人々は神仏の怒りだと感じて身を戒め、心を改めて感謝報恩に生きたのです。 現代の科学では物理的な結果の集積に頼って、天候予想や災害予測をしておりますが、自然界の変転に最も悪影響を及ぼしているのは人間の思念想念なのです。 人為的な極悪犯罪や無闇な殺戮が増えると地震や噴火が多発する…。 人心が乱れて修復できない状態になれば大地震・大津波・大噴火・大崩落・大竜巻などが頻繁に巻き起こるのです。 かつて書き残された世紀末預言の中には、大災害とともに人道的大惨事まで預言されていたはずです。 結果として巻き起こる大災害には、必ず人為的な原因があると言うことです。 それが理解出来れば大災害が起こるまでの経過の段階で、日々の心掛けや努力精進によって事前回避が可能になるのです。 ここにも心の法則が関わっている。 見たくないもの(心の暗部)に蓋を閉めたままにせず、自ら進んで心の内部に松明(真理の智恵)を灯して、心の現状を素直に受け入れる必要があります。 そうして改めるべき心は懺悔して改め、関わりのあった人々に心から感謝するべきでしょう。 反省回顧は心の大空を雲一つ無い青空にしてくれます。 |
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