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010 気力を失う現代人 |
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遣り甲斐や生き甲斐のない社会は人間の諸生活から気力を失わせます。 気力を失った肉体細胞は現状維持どころか退化に向かいます。 つまり鋭気の無い人間は病気に罹りやすい…。 肉体細胞は活気ある精神の霊的波動に触発されて、新陳代謝を活性化させるのです。 生命の本来の流れは沈静化ではなく流動化であります。 活力ある肉体細胞が身体中を駆け巡ることで、栄養素の無限供給と老廃物の運搬排出を行い、人間の身体を調和ある姿に保つのです。 この体内の活性化に常に影響を与えているものが、社会生活を営む人間の常日頃から波打つ心なのです。 その心の波立ちが意気消沈に向かうのか鋭気凛々に向かうのかで、人間の心の動向に対して肉体細胞は素直に従います。 悲しい事件が多く、凶悪犯罪が頻繁に起こり、度重なる天変地異に見舞われて、現代人は精神的にも疲労が溜まっています。 こうした時には心の負の法則のまま、更に深刻な社会現象に見舞われるのです。 しかし現代人よ、決して怯まず気力を振り絞って、自らの意志で失望怠惰を退けて致だきたい。 ジメジメとした思考回路からは解決策が見い出し辛く、悶々と試行錯誤を繰り返しても良策は浮かび辛いのです。 光明(解答)は暗雲(迷妄)なき青空の如く、澄み渡る大気の中に差し来るのです。 明るい心(精神)で事に臨めば必ずや活路は開かれるでしょう。 失望怠惰回避の特効薬は、性格の明るさと素直さであります。 この性格の明るさと素直さが誘い水となって、乾いた大地(精神)に再び聖水(気力)を溢れ出させるのです。 現代の社会を見渡せば意気消沈させるシステムが、社会生活の縛りとなって個人消費を締め付けています。 利権利得に拘る一部の支配層が社会全般から気力を奪い取り、その余波を受けて本人の生活にまで大津波(負の循環)に襲われているのです。 これは自業自得と言うだけでは片付けられない問題です。 経済の流転は社会の総意でもあるため、心の淀み(私利私欲)が齎す社会問題は、国民総意で根本解決に取り組まなければならない。 何はともあれ現状の迷運に意気消沈することなく、一人々々が気力を振り絞って立ち上がり、不条理な社会の仕組みを出来る範囲から改善する努力を惜しんではならないのであります。 |