020 怨念(生き霊)の餌は嫉妬

 

 

怪談などに登場する怨念(生き霊)は実際に存在します。

この怨念(生き霊)に飛び憑いてくるのが怨霊です。

その怨霊たちも、かつては地上世界で生きていた人間であります。

同時代に生きた方々と何らかの諍いや争いを起こして道を誤った人間が、怨み心を抱いたまま亡くなった者が怨霊として地表を彷徨っているのです。

こうした怨霊(迷妄霊)たちは天国から差してくる霊太陽の生命エネルギーを受けられない。

なぜなら強大な我欲の怨念が厚い雲のように自身を取り巻いているため、霊太陽の生命エネルギーが差し込めない状態になっているのです。

それでは怨霊たちが何をエネルギーにしているのかと言いますと、

地上世界から沸いてくる怨念(悪思念)を餌として活動しているのです。

特に怨霊たちが好んで食している悪思念は嫉妬であります。

人間が心に抱く嫉妬は執念深く狂気に満ちていて、怨霊たちの性質にフィットするのでしょう。

そのため怨霊たちは地上世界の人間に嫉妬を誘発させるために憑依して、心を狂わせる愚行をするのであります。

地上世界の人間に嫉妬心を抱かせることは簡単です。

それは自我を歪めるだけで大抵の人は他者と自分の比較を始める。

その比較の中にコンプレックスを植え付け、人生に不足感を持たせれば人は憎しみを持ちやすくなるのです。

そうして最初は小さな嫉妬を抱かせて、他者との優劣から表面化する不足感や閉塞感を募らせるのであります。

こうした怨霊たちの姑息な策略に惑わされぬように、人間は精神を磨いておかなければならないのです。

幸せや喜びは比較を通さなくとも個別の生命に既に具わっている。

その事実に感謝することで沸き出る悪思念は断ち切れ、相手の存在そのものにも感謝出来るようになります。

ここで感謝の気持ちが出辛くなっている人は、他者への偏見(悪視)が邪魔をしているのです。

偏見は言葉を変えれば固定観念(レッテル)であり、この悪視に掛かると善行さえも悪行に決め付けられてしまいます。

片寄った思考(固定観念)は相手を窮屈な型に嵌めて、その狭き型を外れた言動を直ぐさま裁くのであります。

柔軟な心が無ければ感謝の居場所も無いのです。

怨霊の呪いに人生を狂わせることが無いように、柔軟な心を維持継続させる魂修行(徳性開発)を地道に行なう必要があります。

 

 

 

33 霊性開示 【暗黒思想編】