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025 心の中に巣食う癌細胞(魔物) |
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人生には様々な障害が起きてまいります。 この人生の障害が起きてくるということは、人間の魂が正常に働いているという証拠でもあります。 心の法則は合わせ鏡のように自身の心を暴露しては、魂の浄化を果たさんとしているのです。 それは海に捨てられたゴミなどの不純物が、時を経て波打ち際に押し返されるように、心の大海も本来は神の子としての純粋な生命の実相であるがために、精神世界を汚す不純物は波打ち際(現象世界)へ押し返す(物質化する)のであります。 その時に波打ち際に押し返された不純物が酸化して悪臭を発したり、それに波長のあった害虫が感応して群がったりする。 人生に巻き起こる数々の障害は外部から襲い掛かってくるように見えますが、それらの障害を手招きしている自身の心が存在することを忘れてはならないのです。 これを己心の魔と言います。 己心の魔と言うものは、自分の心の中に巣食う利己心である。 己の心に潜む魔物(悪感情)が外部から餌(食料)を得んと画策してくるのです。 感情の中には自分の心(神の子としての本心)が存在するが、去来する思念想念も仮存在として同居するのです。 去来する思念想念が心の中に進入することが出来る理由は、思念想念の性質と本人の感情が同種のものであるからです。 同じ性質のものを引き寄せるのが心の法則であり、これには善悪の見境がありません。 興味があるから磁石のように引き寄せるのであり、この興味にも善悪の見境がありません。 好きであろうと嫌いであろうと対象に意識を持てば興味を抱いたことに変わりがない。 思いの中に展開する拘りや囚われが善心であれ悪心であれ、その抱いた思いと同波長のものを引き寄せるのです。 こうしてみると人間が普段から心に多く浮かぶ感情を自己チェックすれば、自身の心に潜む悪思念を見破ることが出来る。 ここに自己反省の大切さが説かれるのであります。 道を外しやすい人間は反省が出来ません。 正確に言えば反省が出来ないように仕向けているのが己心の魔(内在する悪思念)である。 悪思念は自分の住処を守らんと利己的思考を募らせてくるので注意が必要です。 利己心は癌細胞の如く心の中を侵食して、人から人へと転移増殖を目論んでいます。 |