003 善悪に関わりなく類は類を呼ぶ

 

 

心というものは磁石と同じような働きをして、性格の似通った者同士を引き寄せ合うのです。

極論を言えば善人には善人が集まり、悪人には悪人が集まり、同じような波長(考え方や行動理論)を持つ者同士が自然と寄り添ってくるのです。

時には全く異質な人間同士が肩を寄せ合う場面もありますが、それは外見の違いではなく、内面の何処かに似通った性質があるからこそ集った結果であります。

嫌悪感を抱くような相手が同類に見えないと豪語する人は、自分自身の内面すら未だに見えない人間なのです。

嫌悪感を抱いて見ている相手の素行は、実は其のまま自分自身の素行であったりします。

相手が語る言葉に嫌気が差す理由も、自分自身が普段から言いがちな悪態であったりするのです。

つまり心の内面(考え方や行動理論)が同質であるからこそ引き合う仲である。

だからこそ相手の悪態を反面教師として反省するのは自分側であります。

自分自身の反省が出来て素行が改まったならば、そこで初めて相手への改心を迫れる立場に立つのです。

自己反省なきものが他者批判を繰り返すことは醜態以外の何者でもない。

この事実を肝に命じて、自身の心の性質(磁石)を良化する努力が必要であります。

人間関係は学び合いの世界でありまして、お互いに学び合う為には程々の距離間を保つべきである。

この距離感覚が狂っている人は自己中人間なのです。

自分勝手な言動で周囲の人々を振り回す人間には、社会人としてのモラルを語る資格はありません。

常に脚下照顧して地道な努力を積み重ねる人こそ尊敬に値する徳者であります。

人間関係は距離感覚が生命線である。

この距離感覚は少々物足りないぐらいで丁度良いのです。

友人関係に於いても恋愛感情に於いても、少々の物足りなさは新たな物語を創ります。

刹那的感情に負けて人間関係の距離感覚を無視する言動が多くなれば、周囲の人々は外見だけ合わせても心の信頼関係は薄れて行くのです。

常に相手の気持ちを配慮する心配りが、人間関係に程良い距離間を保つ秘訣であります。

 

 

 

33 霊性開示 【暗黒思想編】