035 トラウマの威嚇に怯える心

 

 

心の中に仕舞い込んだコンプレックスは、固く扉を締め切れば終わりだと思うのは間違いである。

抑圧された想いは、チャンスを窺うように頭を擡げてまいります。

それは人知れず襲い掛かる内面からの恐怖であり威嚇であります。

その頻度は徐々に早まり、時期や場所を憚らない衝動として現れてくる。

そうした内的重圧に耐えきれない精神が人心を狂わせ、リストカットを繰り返したり横暴癇癪に現れたり、果ては事件事故自殺などに繋がったりしがちです。

現代人は心の内部からの抑圧に対して耐え忍ぶ精神が欠如しています。

そのため沸き上がる衝動を抑え切れず、本人のみしか分からない内的恐怖の威嚇に身を震わすのであります。

世間でトラウマと言われている精神的威嚇は、心の中に隠し持つ主原因の種にあたる部分を根本解決しなければ、鳴り止まぬ内部威嚇であるのです。

こうしたトラウマの威嚇に怯え、本来の力量を出せずに意気消沈すれば、対外的にも意欲が無くなることは目に見えております。

人間不信の主原因は本人の心の奥底に隠れている。

それも普段は人目に付かない心の陰部に潜んでいます。

正体が解らないからこそ恐怖は募り、実態が掴めないからこそ威嚇に怯えるのであります。

心の世界に松明を灯して、影部を見渡す勇気が必要である。

そうして運命を受け止めて生きる決意が必要である。

トラウマの威嚇に屈する人生は迷妄であり隷属であり、問題を抱えたままの人生は盲目的人生であります。

貴重な転生輪廻の機会を内部抑圧の恐怖で彩るには誠に惜しい人生です。

こうしたトラウマの威嚇に対抗する為には忍耐力を養わなければならない…。

更に運命を克服するためには霊耐力を強化する必要があります。

霊性は人間の精神面を強固にします。

霊的側面としての正体が解らないからこそ霊現象に怯えるのです。

トラウマも悪霊に利用され世を混乱させるアイテムに悪用されるのです。

内部抑圧の恐怖は人の道を捻じ曲げる言動を強要する…。

さもなくば苦しみ痛みで精神を恐喝するのであります。

トラウマの威嚇に怯える必要はありません。

この世の中に不必要な経験は一つもありません。

総てが大切な智恵となり教訓となる貴重な機会である。

運命を前向きに受け止めて、小さくても一歩々々を踏み出す努力を続ければ、乗り越えられないトラウマは一つとして無いのであります。

 

 

 

33 霊性開示 【暗黒思想編】