004 類で無いものは互いに反発する

 

 

心の中に共通する因子(同波長の種)が存在するからこそ巡り合った相手でありながら、気性が合わないことを理由に毛嫌いする人が後を絶ちません。

心の内部に溜め込んだ苛立ちや憤怒の思いは、やがて衝突傷害となって現実化します。

曲がりなりにも徳育が存在した戦前の日本人には我慢強さがありましたが、現代人には忍耐力が乏しい人間が多く存在しています。

少々の腹立ちでさえ我慢することが出来ず、そのまま苛立ちを表現する若者が増えてまいりました。

そればかりか感情的に切れることを武勇伝の如く自慢する者も居るのであります。

頭が切れるのは秀才かも知れません。

天性の勘で判断が切れるのは天才かも知れませんが、感情的に切れる人間は単なる感情の奴隷に過ぎません。

この感情に巣食うのは悪霊や悪魔の類いです。

つまり感情的に切れる人間は悪魔の手先として操られているだけなので、決して褒められるような武勇伝(自慢話)ではないと言うことを知るべきであります。

真に強き者は良識人としてのプライドを合わせ持っています。

そのため耐え難きを耐える我慢強さを真人間としてのプライドとして心に附帯している。

そうした良識人であればこそ他者への優しさを貫けるのです。

人間同士が類する因子(同波長の種)で巡り合った事実は貴重な学びの教材であります。

反する部分が多く確認出来るのであれば、あえて学びの教材として見せられているのです。

類する因子が全く無い相手とは出会うことすらなく、またすぐ近くに暮らしていても全く接点の無い無縁者として生涯を終えるのであります。

類で無い者同士は反発する…これも心の法則ではありますが、主体的な魂の学びは法則を超越することも事実である。

自分の主義主張に異論を唱える者にも立場の異なる真実がある。

そうした複数の意見を融合させて適材適所に使い分ける才能こそ、近未来の人間社会には必要不可欠な人間である。

それが出来る魂は、正しい努力で霊性を積み重ねた徳性人間のみであります。

 

 

 

33 霊性開示 【暗黒思想編】