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043 拘り囚われの権化と化す |
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また疑心暗鬼者の特徴としては拘りが多いと言うことです。 この拘りは意識が一方に片寄ることで、その方向に心が囚われているのです。 囚われとは正に捕らわれの身(囚人)であり、何に捕らわれているのかと言えば極度の興味関心であります。 つまり本人の意識が常に集まりやすいポイントがあり、そのポイントに心が引かれやすい魂の傾向性になっていると言うことです。 魂の傾向性にまでなっていると言うことは、長年に渡って同じ性格(性質・性癖)を続けられる境遇があったことを意味している。 気弱な性格者は気弱なまま生きた時間が多かったのであり、横暴な性格者は横暴なまま生きた時間が多かったのである。 品行方正者は品位の高い生き方を心掛け、悪態堕落者は悪態を吐く場面が通常になっている。 感謝報恩者は周囲の環境総てに有り難みを想いながら生きていますし、愚痴不平不満者は目に付く総てのものが気に入らないのであります。 普段からの心の在り方が魂の傾向性にまで高まると、そう容易く改変出来ない堅物となるのです。 どうせ堅物となるのであれば良い方向に心の針が固定する堅物を目指すべきではないでしょうか…。 ここにも個人的な自由と責任(義務)が伴なうため、魂の傾向性は本人の人生そのものとして受け止めて行くより仕方ありません。 その運命が良くないものであると嘆くのであれば、勇気を持って魂の傾向性を主体的に変えて行く努力をするべきであります。 この場合、最も厄介な魂の傾向性は、自分の素行(悪態)に気付いていない利己心者である。 利己心(自己中心)者は責任転嫁が多く、自己の悪態を常に小さく見積もりながらも他者の失態は限りなく大きく取り扱います。 こうした悪態を客観視すれば惨めで醜い姿に映るため、利己心者たちは決して自己反省(客観視)することはありません。 そうして更に悪態は魂の傾向性を固着させ、改変を嫌がる性格に落ち込むのであります。 この拘り囚われの先から操る魔の手を振り切らなければ、魂は長き奴隷の身として自由性を失うのです。 貴方も悪魔に魂を売ってはいけない。 悪魔は必ず見返りを強要します。 手先となったゾンビ(利己主義者)たちも同じように見返りを求める言動が増えるのです。 悪魔の最たる見返り要求は、操り人形として使い捨てするための貴方の魂そのものであります。 |