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045 疑心は百鬼夜行の世界に通ずる |
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改まらない疑い心の傾向性は、そのまま放置しておくと大事を巻き起こします。 何故なら疑心は百鬼夜行の世界と同波長であるため、悪魔・悪霊・悪妖霊たちが沸き出る出城にされてしまいます。 そうなると悪霊たちに単なる傀儡として使われ、一頻り悪態悪癖を繰り返した後に、不必要となった傀儡は無造作に捨てられる運命にあります。 悪霊波長は早目に切り替えなければならない…。 百鬼夜行の世界を甘く見ると痛い目に合うどころか、魂さえも地獄の奥底にまで持って行かれます。 だいたい疑い心が何時までも続くこと自体が理不尽であり、それが止めどなく続くようであれば、心の内部に潜む己心の魔が疑い心を増幅させているのである。 この疑い心の増幅は己心の魔からすれば、さほど難しいものではありません。 それは本人の憎しみや嫉み恨みを心の内部からチクチクと突き刺すだけで、最初は小さな疑い心の炎が、瞬く間に大火となって燃え上がるのです。 こうしてみても普段からの人間の徳育が如何に大切であるかが解ってまいります。 心の調律(感情のコントロール)を放棄した人間が如何に危険人物であるか…。 人の気持ちを配慮出来ない人間が如何に憐れな迷妄者であるか…。 教育に徳育を持たない現代人が、心の調律の手段方法を知らないのは当然のことで、いまや人類に正しい徳性を教えることは、動物に会話を教えるよりも難しい問題になりつつあります。 特に疑心暗鬼者に徳育を施しても全ての学びは自己防御の道具にするだけです。 悪意に満ちた主導者に生活に必要な原子力エネルギーを与えても、いつしかそれは他国への略奪や威嚇の為の核兵器として使われてしまいます。 そのため疑心暗鬼者は特に心の治療が遅れるのであり、そのまま死後の世界に赴いても行き着く先は地獄の底深部へ一直線である。 疑い心を改めるためには反省五行(かきくけこ)を行なう必要があります。 迷妄五毒(がぎぐげご…我欲・欺瞞・愚弄・下劣・傲慢)は我を張ることで心が濁ったのであり、その心の濁りを正常な五行に戻す行為が反省五行(かきくけこ)であるのです。 |