004 其の儘にしない決意
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心の法則(因果の理法)を紐解けば全ての問題の責任は我に在り…と言うことが分かってまいります。 例え相手が全て悪いと思えても、その悪しき相手と同じ環境に居るのは自分の自由意思によるのである。 相手と自分の位置関係(影響力)を境遇として受け入れてきたのは他ならぬ自分自身であったのです。 そうであるならば100パーセントの罪過を相手に押し付けること自体が既に間違っているのであります。 人間関係は相互の影響力で構築される社会である。 問題解決は常に自分側から始めなければならないのです。 自分側の思考や立場や言動の方から悔い改め、先ずは自分側の問題点を其の儘にしない決意をすることが大切であります。 決意とは自己自身の魂の奥底に刻み込む宣言である。 同じ過ちを今後は繰り返さないと宣言することで、魂の内外に自らの今後の生き方(方向付け)を強く示す必要があるのです。 その決意宣言が本人の本心であると認められたなら、本人の守護霊や指導霊たちも決意宣言の下に守護指導を行えるようになります。 守護霊や指導霊は主体性のある目的目標でなければ手助けは難しいのです。 どんなに良き守護指導であっても本人に主体性がない手助けは、それこそ無意識な操り人形になってしまいます。 結局のところ小さな罪過であっても自己自身から改心を試みる必要があります。 相手に反省を促がすのは其の後で良いのです。 心の法則(因果の理法)を熟知(自覚)しているのであれば、自分側の改心が決意宣言の下に確実に行われたなら、自らの霊的波長が一段階昇華するため相手との波長に差異が現れ、環境や境遇に時空の歪みが現れて、数々の問題が自然淘汰されることになります。 そうであるにも関わらず自らの言動を顧みないまま相手側の過失ばかりを裁く行為は、新たな因果を自ら作り出す愚行となるのです。 このような観点から他者指摘や他者批判を習慣のように繰り返す人は、心の法則(因果の理法)の下に自ら悪しき運命を呼び込み引き寄せていることに一早く気付くべきであります。 |