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007 善事を重ねる経験値
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常に向上心を心に抱いて日々淡々と生きる姿が、徳者としての輝ける基本姿勢であります。 ここで大切な事は善心を貫く意志であり、日々善事を重ねる心構えであります。 魂の傾向性が悪心から善心に移り変わる際に、個人としても様々な経験を積む事になります。 この経験の蓄積が未来の自分を助けるアイテムになるのです。 たった一度の経験だけでは、喉元を過ぎれば熱さを忘れて、また同じ過ちを繰り返す事になります。 だからこそ善事を重ねる努力精進が必要になります。 例え小さな成果であっても、同じ経験を重ねる事で経験からくる智恵が深まるのです。 これを経験値というのですが、経験値は同種の経験を重ねる毎に意味内容が深まっていくのである。 それが良き魂の傾向性となって、善人としての良き習慣となるのです。 現代人は個別意識に翻弄されて、悪しき習慣を故意に重ねる人が多くなりました。 悪習慣となった日常のルーチン作業は、まるで人間の本能の如く扱われています。 しかしそうではないのです。 当然の如く繰り返される悪事も、小さな悪習慣を日々重ねることで心に蓄えられた悪しき経験値である。 これは自分の心の中は、他人からは見えないと思って生きている無反省人間の憐れな末路であります。 正しい反省を繰り返している人間は心の浄化が進むに従って、雰囲気としての善性が育まれます。 柔和で温かく清らかな心は霊光(オーラ)を放ち、その善心としての光明(霊光)は同じ徳者からすれば一目瞭然であります。 徳とは行ずる十四の心であり、行動が伴ってこそ開拓される徳性(善なる魂の傾向性)なのです。 ここに経験値が生きてまいります。 経験量の多さは自信に繋がり、豊富な経験値は人徳に繋がっています。 人間は自分が知らないことは他人に説明することが出来ません。 たとえそれが小さな善事であっても経験の無い善事は、残念ながら無意識状態と同じであります。 それを知ったか振りで他人に説明しても空しい風が吹くだけで、人間としての魅力も説得力も感じられないのです。 |