034 個我に囚われた尺度

 

 

個別尺度には物尺度と霊(精神)尺度があると語られました。

また人の数だけの個別尺度があり、魂心境が高まる毎に個別尺度も昇華すると言うことでした。

しかし個我に囚われた尺度が如何なる性質であるか、現代人にはよく分かっていないのが現状です。

人間は個別尺度に囚われると自分の事しか興味が沸かないようになります。

これは極端に言うと自らの幸不幸にしか気付けない性格になると言うことです。

他人の心の痛みが分からないからこそイジメやセクハラ・パワハラ等を平気で行うのである。

他人の心の移り変わりを配慮することが出来ないからこそ、自分勝手な振る舞いを強行してしまうのです。

個別尺度には自己都合が心を占めていて、他人の気持ちを配慮する余地など見当たらないのです。

魂心境が一次元意識に凝り固まる人間には自意識が全てなのです。

自分の気持ちに正直に生きることが自由意思だと勘違いしている。

他人の気持ちなど考えなくても良いと平気で思っている。

自分さえ良ければ誰かの人生さえ犠牲にして良いと思い込んでいる。

自分だけの幸せの為に社会があり国家があると思い違いをしている。

こうした心の傾向性を惜しげも無く自己表現するのが究極の個別尺度であります。

個我とは自分自身の個人的な思い込みであり、個別尺度は自己流の拘りや囚われが心を支配している状態であります。

こうした魂の傾向性では、社会人としての協調性や親和性が育まれる余地すらない…。

自分と他人の立ち位置が全く見えていない…。

こうした人間の個別尺度が現代社会を大混乱に陥れているのです。

一次元意識に魂心境を閉じ込めている人間が、得手勝手な振る舞いで規律やモラルを崩してきたのです。

無反省人間(一次元意識)が人類の過去を潰し未来を閉ざしたのであります。

凶悪犯罪が横行する時代には個我意識が社会に蔓延している事実を知って致だきたい。

 

 

 

 41 むすび大道 【自己確立編】 一次元