035 我欲に頼る競争意識

 

 

無反省人間(一次元意識)が人類の過去を潰し未来を閉ざしてきた事実は深刻な現実です。

彼らが得手勝手な振る舞いで地上社会の規律やモラルを崩してきたのも事実であります。

彼ら(一次元意識)の大きな興味関心事である利己的感覚は、彼らに我儘な強欲道を走らせるには重宝な迷妄意識である。

誠に分かりやすい心の傾向で生きているのが一次元意識に魂心境を凝り固めた迷妄人間であります。

彼らが信奉する我欲には邪霊や迷妄魔が取り憑いています。

つまり彼らの信仰対象は何時しか悪霊悪魔となっている…。

我欲信仰は正しい意識を錯乱させて冷静な自問自答(自己反省)を出来なくするのです。

仮に彼らに自己反省の習慣があったなら、自らの意思で心の中に巣喰う悪霊悪魔の存在に気付くでありましょう。

そうして潔く魂の大浄化に取り組むでありましょう。

それが出来ない内は未だ一次元意識の魂心境のままである…。

一次元意識人間の我欲は損得感情を煽られたなら理性を失なうことになります。

人類に理性が無ければ自然界の動物と同じ弱肉強食の世界と成ってしまいます。

理性は人間に反省回顧を促して、歪んだ魂の傾向性を計画的に軌道修正させるのです。

そうでなければ我欲は弱肉強食に踊らされた、エンドレスな競争意識を強めることになるでしょう。

結局は悪霊悪魔に巧みに操作された操り人形となるのです。

貴方はそれで良いのか。

現代人は真に目覚めなければならない。

人間同志で競争意識を高めるのなら徳性の高貴さをこそ競うべきであります。

何方が創造主の御心(核心)に近いかを競い合うべきだ。

しかし徳性を高めた者は競争意識が切磋琢磨に代わるのであります。

 

 

 

 41 むすび大道 【自己確立編】 一次元