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037 囚われ拘りの急先鋒
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個別主義に蔓延る囚われ拘りとは何でありましょうか…。 これは過剰な自意識であり、極度な決め付けであり、強引な我儘(我欲)であります。 これらの迷妄意識の奥底に潜むものの正体は何でありましょうか…。 その正体は実は執着であります。 この執着に固着すると、本来は柔らかな魂がカチカチに固まってしまって、窮屈な思考と怠惰な性格が心を支配するようになります。 まるで自分自身が執着の塊のようになって、その執着以外には興味が沸かなくなり、自意識(思考回路)が機械のような動きしか出来なくなるのです。 つまり執着固着に操られた機械仕掛けのロボットに成り果てるのです。 ロボットには感情がありません。 インプットされた作業以外の融通が利きません。 これが物体を操作する熱源であるのなら有用な自意識になりますが、人間の魂は本来は柔らかく暖かく清らかな存在であり、如何なる姿にも臨機応変に対応する如意自在な意識であります。 故に物理的な執着意識に呪縛されるような魂は、未だ意識が一次元意識の段階にあると言うことです。 三次元世界に生きながら個別主義(一次元意識)に身を沈めた状態である。 自分一人だけの世界であれば、それもまた真理となるでありましょう。 誰からも干渉されず、誰とも衝突しない世界…。 こうした個我意識が物理世界(地上世界)で行き着く先は孤独であり、精神世界(霊的世界)に至っては低層精神世界の無間地獄であります。 無間地獄には沢山の竪穴が掘られていて、たった一人で一つの竪穴に寂しく入り込み、何も思わず何も語らず、ただ其のままの姿で何十年も何百年も過ごしてしまう…。 そうした無間地獄に入り込んだ魂が近年では誠に多いのが現状であります。 個別意識の行き着く先は無間地獄である。 詰まらない執着意識を捨て去らない限り、個別意識の行き先は無間地獄に繋がっている…。 これが近年とみに増えた精神世界の残念な状況であります。 |