058 人間の霊性は学徳如何

 

 

これまで語られてきた自己確立に於いて、学びという窓口を覗くだけでも様々な人間模様が見えてくるのであります。

人間社会には数多の個性が存在するが、目に見える優劣に頼る地上人間には物理的な進化しか認識することが出来ません。

本来の人間の進化は転生輪廻を超越した魂の生長にこそあり、物理的な形態を超越した精神的進化にこそ、人格形成の道を見い出さなければならないのであります。

故に人間の霊性は学徳如何に関わってくる…。

転生輪廻を通して何処まで魂の学びを得たかによって、個生命(個別意識)の魂心境(霊性段階)は公平に判断されるべきであります。

地球磁場に於ける自由意思の行使に関しては、総ての生命に対して分け隔てなく平等なチャンスが与えられています。

どの様な人生を送るかは転生輪廻の狭間で本人が決めるのであり、その自主性に於いて自由意思の結果を受け止める責任があるのです。

自由意思には責任が伴なう事実は万人が平等に与えられている。

良き人生を生きる自由があり、悪しき人生を生きる自由もある…。

しかしその自由意思を自ら選択した結果、自己展開する心の法則(因果の理法)は自己自身が全て受け止めて行かざる負えないのです。

その為に反省回顧があり、魂の学びがあり、心の浄化があるのです。

個別意識の優劣にばかり奔走する人間は正しい自己反省が出来ない状態であります。

それは見た目の判断しかしない(しようとしない)一次元意識の固定観念が巻き起こす迷妄である。

知識ばかりを追い掛けた地上の学問が、人間の本来の霊性までも否定したのであり、魂の故郷を失った哀れな迷い子たちは、物量の多寡に拘って互いに相剋する社会を作り出したのであります。

そうした迷妄者は自己自身の自由意思の代償を、自らの責任で受け止めて行くしかないのです。

遅かれ早かれ時代の転換期に於ける最後の審判(自業自得の結末)は万民に及ぶでありましょう…。

これは平等と公平の観点から観ても明らかな真理(因果律)なのであります。

 

 

 

 41 むすび大道 【自己確立編】 一次元