059 学徳は忍耐力を伴なう

 

 

平等と公平の観点から観ても明らかな真理(因果律)として、時代の転換期に於ける最後の審判(自業自得の結末)は万民に及ぶと言う事でした。

個人的な因果律は常日頃から本人に付き纏うことは当然の話でありますが、全体的な因果律も社会情勢や天変地異のような形で巻き起こるのです。

自分ばかりが被害者のような気持ちを抱いて生きていても、元を辿れば因果律に加担した自分の心にも至るのであります。

根っからの悪人は居ないが、生粋の善人も見当たらない…。

極悪非道の人間にも神の子の命が流れ、聖人君子や淑女にも迷い心は浮かぶのであります。

全ては世の中の大きな流れに加担して、全体的な善果にも悪果にも作用するのである。

日々の些細な感情も意識の集合体として一つに合流して、良き事例や悪しき事例の栄養素(エネルギー源)となっている。

特に現代人は個別意識の迷妄念(一次元意識)を無闇矢鱈に放出して、まるで光化学スモッグのように大気(精神世界)を汚染しているのであります。

そうした一般大衆の邪念や浮遊念に取り巻かれた状態で、神の子の自覚を見失わないような生活を心掛けるなら、身近な人々との心の摩擦も日常茶飯事で起きて来るでありましょう。

こうした現実の中で心の清らかさを保つ為には、肉体的な忍耐力と精神的な霊耐力が必要になるのです。

こうした事実を鑑みるなら、学徳を深める過程では忍耐力と霊耐力を育んで行かなければならないのです。

世間の逆風に耐え忍ぶ心の強さも必要である。

困難と前向きに戯れる気概が無いと厭世的な思考に取り巻かれて、諦めが多い人生になってしまいます。

貴方よ人生を諦めるな…。

地道な努力で忍耐力を磨き、霊耐力を育むべきだ…。

人生を前向きに生きると言う事は同時に波風も起こると言う事である。

その波風を嫌って逃げることなく、寧ろ困難と戯れる気持ちを大切にする貴方であれ。

それが一次元意識を早々と克服する鍵となるのであります。

 

 

 

 41 むすび大道 【自己確立編】 一次元