060 魂昇華に導く霊性学徳
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此処まで学問(一次元意識)と学徳(二次元意識以降)の違いについて語ってまいりましたが、一次元意識を克服して自己確立を果たす為には魂の学びが必要不可欠であると言う事でした。 学問は知識の集積であり記憶力の強化でもあります。 同時代に於ける地上社会では個人的な知識も十分に重宝される材料となります。 従って学問そのものは否定されるものではありませんが、単なる知識の集積であればAIロボットの方が優秀な成績を残すはずであります。 しかし人間の本来の霊性を想えば、魂の学びを深める方が遥かなる進化の道を歩めることになる。 その進化の道は永遠であり無限であります。 時代を越え次元を超え形態を超越して、果てしない進化を続ける余地が実在します。 実相世界には果てがなく極みもありません。 それが創造主の真なる姿であるのです。 人間は本来は神の子であり光の子であります。 神の子が目指す道は、御祖である創造主の基に里帰りする道である。 光の子が目指す道は、光源である実相世界の光明に帰依する道である。 しかも総ては自発的な意識で行われなければならないのです。 それが個別意識に課せられた自由意思による暗黙の了解であります。 この事実に気付いた者から無限生長の旅路は始まるのです。 この事実を受け止めた魂は永遠進化の旅路が始まるのです。 学徳は魂の進化に役立つ霊性を学ぶ道であります。 霊性学徳こそ人間完成への道を約束する魂の学びであるのです。 21世紀は魂昇華(アセッション)の時代である。 長らく閉ざされた霊性の岩戸を開いて、実相世界の光明を地上社会に持ち来たらす時代であります。 貴方も無限生長の道を歩め…。 貴方は永遠進化の道を行け…。 これは徳性(魂心境)を高めてこそ果たされる次元昇華の道である。 アセッションは既に始まっているのであります。 |