066 萎縮が骨筋肉を弱める
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心が主原因であり肉体は心の影である…。 こうした構図(真理)を受け入れられないのが現実主義(三次元意識・二次元意識・一次元意識)である。 特に一次元意識人間は自己完結の認識の中で思考を展開しているため、自らの意識を越えた世界観が存在すること自体が信じられないのです。 自己限定の殻の中で思考を展開している現実主義者(一次元意識)は、自分本位の思念が自らの肉体を支配し、其れと共に強烈な自我思念の鎖で他者をも縛り付ける愚行を演じます。 こうした状況が現れてくる背景には度重なる自我思念の累積が存在したはずであり、自分の思考を絶対だと思い込むことで、周囲の人間を逐一裁く魂の傾向性に意識が片寄りがちになっているのです。 これも常日頃から続けてきた心の習性であるが故に、本人にとっては自然な言動になっているであろうが、自己反省の習慣がない一次元意識の人間には、自分の気持ち以外(他者の気持ち)は度外視した言動が多くなるのであります。 そのため我の強い強権者(一次元意識)の周囲には抑圧された弱者が増えて、過度な抑圧(心の縛り)は心の法則に従って其のまま肉体に影響が現れ、不健康な状態を現すことになるのです。 こうした系図は立場の弱い子供や、ひ弱な下役者などに現れやすい傾向にあり、その多くは骨や筋肉を弱める方向に働くのであります。 心の優しい子供たちや立場の弱い下役者たちが度重なる抑圧を受けて、精神を極度に萎縮させられると骨や筋肉に悪影響が起こり易い…。 横暴な強権者や所構わず感情的に暴言を吐く迷妄者は、ストレスの発散に弱者を利用することがあり、そうした魂の傾向性が尚更に自己反省の出来ない迷妄者(一次元意識)を量産してしまうのであります。 このような迷妄者(一次元意識)たちが時代精神を歪めた根源であり、天変地異を呼び込み引き寄せる迷妄磁場(負の磁石)と成っているのです。 最も恐れなければならない人間は自己反省の出来ない迷妄者である。 彼らは自らの感情を抑えることもせず、歪んだ正義感の下に偽りの刃を振り回す危険人物であるからです。 |