068 健全精神に健康が宿る
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心の状態が病状に現れ、その病状を精神的に精査(反省回顧)すれば、自分の心の過ちが見つかると言うこと…。 そうして心の過ちを正しく悔い改めたなら病気は必ず全快に向かうと言うことでした。 心に迷いや過ちが無く雲一つない青空のような快晴であったなら、肉体細胞は本来の魂の生命力に従って、健康な身体(健全な肉体細胞)を自ら維持継続するのであります。 健全な心にこそ健康な身体が実現する。 つまり人間にとっての健康とは、健全な魂が肉体に宿った精神状態の現れである。 そのため小手先で外部的な治療や投薬に頼らなくとも、自らの魂を自己反省(反省回顧)して心を清掃浄化する(悔い改める)ことで、不治の病と言われる難病でも快癒に向かうのです。 現代の医療を紐解くと病気の種類が誠に多いけれども、病状の種類が多い分だけ現代人の心の迷妄や罪過が存在する事実を、数多い病名が雄弁に物語っていると言うことです。 病気の苦痛に耐えられないなら応急処置として現代的な医療や投薬に頼らざる負えないが、目先の痛みや苦しみが一旦緩和した其の時に、間髪入れず心の根本治療(反省回顧・清掃浄化)を始める必要があります。 痛みや苦しみが無くなったからと言って病気の種(根本原因)が無くなった訳ではない…。 外部治療だけに依存していると再発を繰り返し苦痛が増して、治療費ばかりが嵩む万病人生となってしまうのです。 本来の人間は心を迷妄や罪過で曇らせない限り、生涯を通して健康な身体に恵まれるはずなのです。 それが肉体細胞にとっては自然な姿であり、物質世界の最小単位である原子分子の存在意義でもある。 忍耐力や霊耐力が軟弱で精神力が弱い間は、現代的な医療に頼らなければならないであろうが、病気治療の経過に合わせて心の根本治療も同時進行で行なう必要があります。 それこそが病気を克服する為の最短距離であるのです。 |