087 意識が無ければ混沌状態
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魂の高揚(生長)は形にある訳ではなく心にあり、如何なる心を魂に懐くかによって、人は一次元意識や二次元意識または四次元意識や五次元意識以上にも成れるのであると…。 また心の法則(因果の理法)が解れば、正しい自己反省が出来るようになると言うことでした。 つまり自己反省にも正しい目的意識が必要に成ると言うことです。 自らの過ちは何に基づいた過ち(軌道からの逸脱)であったのか…。 それを正確に知る為にも本来の自分は何を目的として何処に向かうべきか…を、正しく把握しなければならない。 この目的意識が何も無ければ、人間の迷いは自己反省(軌道修正)の仕様が無いのです。 目的意識が何も無ければ、心は無法地帯と化して何でもありの混沌状態になってしまいます。 心の法則(因果の理法)からすれば心に思ったものは、やがて時を経て現実のものとして形を現すのであります。 社会の精神性が混沌状態であるのなら、その精神性の現象化(物質化現象)は事件事故・闘争破壊・天変地異として実現することになります。 自然災害でさえ人為的な心の迷いの現象化である。 人類のトータル概念が心の法則(因果の理法)として大災害を呼び込み引き寄せた…と言うことである。 個人的な艱難辛苦は自らの反省回顧(軌道修正)で回避することも可能でありますが、人類のトータル概念(天変地異)は善人悪人に関わりなく、総合的な大浄化作用として襲い掛かってくるのであります。 トータル概念からは逃げても無駄である…。 むしろ現象から逃げずに前向きな対策を練ることで、根源治癒に至るならば本質的な回避(波長が合わなくなる)が成されるのです。 現代は悲しいかな凶悪犯罪や事件事故が多発しています。 人心荒廃による闘争と破壊も当然の如く行われている。 容赦無い天変地異の猛威に巻き込まれるリスクも高い…。 現代の人類が迫られているものは根本的な心の大浄化であります。 明るい未来を迎え入れたいのであれば、心の闇(誤謬累積)を清掃浄化するしかありません。 魂の光明化(神の子の自覚)を取り戻すことが、人類に残された唯一の正道であります。 |