090 心の浄化を日々の習慣に

 

 

三次元世界に生きる人間にとっての一次元意識は、自己限定(魂の隠れ蓑)ではなく自己確立(魂の克服)の為にあります。

その為に必要なアイテムは自己反省であり清掃浄化であります。

しかし一次元意識人間は同じ一次元意識では自らの汚点や醜態を見い出せないのも事実であり、少なくとも三次元意識の魂心境で自らの心を顧みる習慣を付けなければならないのです。

自分の事(思いや行ない)だけしか見えない内は、三次元世界の一社会人としては未だ幼い子供(魂心境)のままである。

そうした利己的な自己限定人間が社会の中で横暴を極める姿は、皆さんの未来人たちの教科書にはハッキリと精神病患者(魂の迷妄者)と書き記されるでありましょう…。

現代人の中に未だ一次元意識人間が多く、社会人としても公私の区別を弁えられない利己的感覚のまま我儘を行使する迷妄者が多い理由は、三次元世界に生きながら魂心境を一次元意識に凝り固めた人間が多く存在する事実を裏付けているのです。

二次元意識人間は一次元意識人間よりも公的意識に近いけれども、未だ自分の優位性だけに拘り囚われる魂心境であり、或る意味では一次元意識人間よりも厄介な人種になるでしょう。

従って一次元意識人間と二次元意識人間の魂心境の詳細は、三次元世界に生きる公的意識(公私の区別)人間に対する徳性の基礎研鑽として、正しい教養を身に付ける為に用意された心理の書となるのです。

心の反省回顧(現状把握)の重要性や清掃浄化(徳性開発)の大切さは一次元意識人間には解らず、二次元意識人間にも正確には理解出来ないが、三次元世界に生きる公的意識(三次元意識)人間には理解することが出来る筈であります。

三次元意識の魂心境であれば日々の習慣として、正しい心の反省回顧と魂の清掃浄化を行うことが期待出来るのです。

二次元意識の詳細については新創世記42巻に譲ることにします。

 

 

 

 41 むすび大道 【自己確立編】 一次元